“主役”槙野智章&高梨臨夫人がPK成功!見事なタックルで歓声&ブーイングも…本田圭佑ら豪華メンバー出場の引退試合は「MAKINO JAPAN」が勝利
「槙野智章 大感謝祭 ~1日限りのワッショイ劇場~」が14日、ノエビアスタジアム神戸で行われた。 【動画】高梨臨夫人が“見事に”PK成功! 現役時代にサンフレッチェ広島、ケルン、浦和レッズ、ヴィッセル神戸、そして日本代表で活躍した槙野智章氏。その陽気なキャラクターから多くの人に愛されたスターの引退試合が、最後の所属クラブであるヴィッセル神戸のホームスタジアムで行われた。 本田圭佑監督が指揮する「MAKINO JAPAN」では、主役の槙野智章氏や本田圭佑らが先発。吉田孝行監督率いる「KOBE STARS」ではルーカス・ポドルスキらがスタメン入りするなど、超豪華メンバーで始まった今回の一戦。開始1分も経たずにケガを抱えていた森重真人と宇賀神友弥が交代するなど驚きのスタートとなった中、「MAKINO JAPAN」は本田圭佑のプレスから香川真司に決定機が訪れる。8分にはポドルスキから槙野智章氏が見事なタックルでボールを奪うと、スタジアムからは歓声が上がった。さらに14分、再び槙野智章氏がタックルでボールを奪うと、神戸サポーターからブーイングも。今日の主役はこれにも応えている。 すると22分、本田圭佑のシュートが相手の腕に当たったとして「MAKINO JAPAN」がPKを獲得。キッカーはもちろん、槙野智章氏。豪快なキックでGK飯倉大樹の手を弾き、見事に成功させている。28分には武藤嘉紀が見事なループシュートでネットを揺らしたが、ここはオフサイドの判定に。前半は「MAKINO JAPAN」の1点リードで折り返した。 後半からは選手が複数入れ替わり、「MAKINO JAPAN」ではベンチに下がった本田圭佑がスーツ姿に着替えてチームを指揮。一方の「KOBE STARS」では、ポドルスキ、大迫勇也、武藤嘉紀が3トップを組んだ。 「MAKINO JAPAN」は後半4分、関根貴大のクロスに興梠慎三がフリーで合わせたものの、シュートは枠外へ。55分には、鈴木啓太氏に代わって原口元気が出場している。一方「KOBE STARS」は、60分にゴール手前で得たFKをポドルスキが直接狙う。しかし、壁に入った那須大亮が頭でクリアした。 すると後半20分、「MAKINO JAPAN」に追加点。槙野智章氏の縦パスを受けた宇賀神友弥がカットインから粘り、最後は興梠慎三がネットを揺らしている。浦和レッズ時代にも好連係を見せた3人による2点目が生まれている。 しかし後半24分、槙野智章氏がボックス内で小林祐希を倒してPKを献上する。しかし、小林祐希のキックをGK西川周作が完璧にストップ。「MAKINO JAPAN」はこの日最大のピンチを凌ぎ、本田圭佑監督もピッチに侵入しながらガッツポーズ。すると後半30分にPKを獲得すると、槙野智章氏の妻である高梨臨さんがキッカーを担当。最初のキックはGK前川黛也が正面でストップしたが、先に動いたとして蹴り直しに。キック位置を動かして迎えた2度目のキックは成功し、背番号10が見事に沈めた。しかし、セレブレーションの際にフラッグを持ち上げた槙野智章氏はイエローカードを提示されている。さらにVARレビューが入り、引退試合で提示されたものと合わせ、2枚目のイエローカードで退場処分に。スタンドからは“主役”へと大歓声が送られ、選手たちも花道で迎えている。試合はこのまま終了し、「MAKINO JAPAN」が3-0で勝利を収めた。