斎藤知事は「詳細を承知していない」を繰り返し・・・ 元県民局長がのこした“疑惑の音声データ” 百条委が取り扱いについて協議 追及続ける県議は「保身より真相究明を」 兵庫
知事の疑惑を調査する百条委員会のメンバーのひとり、丸尾牧県議。発覚当初から今回の問題を追及し続けています。 (丸尾県議)「当局に文書の事実関係を確認をしようと聞いてみたんですが、差し障りのない話は回答してくれるんですけど、核心部分になると人事課の調査ということで回答してもらえない」 そこで行ったのが、職員を対象とした独自のアンケート。 丸尾県議によると「パワハラがある」と答えたのは21人中7人。また、6人が「物品提供を受けている」と回答したといいます。 (丸尾県議) 「全体を見た中で、複数の人たちから『パワハラがあった』あるいは『物品提供を受けてた』という情報が入ってきたということによると、一定信憑性がある話だったんだろうなと」 「(Q.百条委員会で知事に求める姿勢は?)自分を守ると言うよりも、きちんと真相を解明するための協力をしてもらって、率先して自分が話をしていくことで、県の職員の対応も大きく変わると思いますんで、まず率先して事実を明らかにしてほしい」
委員長「録音データを聞いた。”おねだり疑惑”の参考になるような内容だった」
次の百条委員会は今週金曜日(19日)。元県民局長が知事の疑惑をまとめた報告書や音声データについて調査を進めていくということです。 (奥谷謙一委員長)「(Q.録音データは実際に理事会で流した?)聞きました。いま“おねだり疑惑”が出ていますが、参考になるような音声内容だったと記憶しています。(元県民局長が)作成した陳述書は、おそらく7月19日の百条委員会で予定していた証言を記載していると」 「(Q.委員長の受け止めは?)大変重いメッセージと思いましたし、元県民局長の思いをしっかり受け止めて今後調査に臨んでいきたいと改めて感じました」
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