飲み歩き楽しんで 31日、和歌山県田辺市で「味光路バル」
JR紀伊田辺駅(和歌山県田辺市湊)前の飲食街「味光路」周辺で31日、食べ歩きや飲み歩きを楽しむイベント「味光路バル」が開かれる。居酒屋や焼き肉店、バーなど40店が参加。田辺市がスペインのサンティアゴ・デ・コンポステーラ市と観光交流協定を結んで10周年を迎えたことを記念し、各店で地元産梅酒やスペイン産ワインも用意している。 【熊野古道始まりの地に 扇ケ浜にモニュメントを、和歌山県田辺の南紀みらい、の記事はこちら】 若手の飲食店経営者らでつくる「味光路+盛り上げ隊」が主催。今回は観光交流協定締結10周年記念事業として、市と市熊野ツーリズムビューローが共催する。 チケットは3枚つづりで、前売り3500円(当日4千円)。チケット1枚につき、各店自慢の一品とドリンク1杯が味わえる。 1店舗で1人1枚が鉄則で、バルメニューを堪能したら、次の店へと「はしご」してもらいたいという。 味光路バルの開催は、昨年1月以来。盛り上げ隊の委員長で、「魚と鉄板串焼き 福福」などを経営する岡野祐己さん(33)は「前回はチケットがすぐに売り切れるなど好評だった。今回、初めて参加するお店も複数ある。イベントを通じて、これまで行ったことのないお店を開拓してほしい」と話す。 市観光振興課も「梅酒やスペイン産ワインを楽しむとともに、市とスペインのつながりについて改めて知ってほしい」と話している。 開催時間は午後3時~翌午前4時(営業時間は店舗により異なる)。雨天決行。 前売り券は、田辺駅前の田辺エンプラス1階、田辺商工会議所(田辺市新屋敷町)、リカーショップスナノ(下屋敷町)、福福(湊)、市役所4階の市観光振興課(東山1丁目)で販売している。 当日券は、駅前新通りの「新和ビル」(スーパーマーケット跡地)に設ける味光路バル本部で、午後3時から販売する。数に限りがあるため、できるだけ前売り券を購入するよう呼びかけている。 問い合わせは、田辺商工会議所(0739・22・5064)へ。
紀伊民報