30分強を10人で戦ったモナコ、ベンフィカに逆転負けで今季CL初黒星…南野拓実はベンチ入りも出番なし
[11.27 欧州CLリーグフェーズ第5節 モナコ 2-3 ベンフィカ] UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)は27日、各地でリーグフェーズ第5節を開催した。モナコはベンフィカに2-3で逆転負けを喫し、今大会初黒星となった。国際Aマッチウィーク明けのリーグ戦でメンバー外だったMF南野拓実はベンチ入りするも、途中から10人となったチームで出番は訪れなかった。 【写真】兄は元W杯戦士…ミス・インターナショナル日本代表の水着姿に「セクシー」「カッコいい」 モナコは前半13分、左サイドから右サイドへ大きく展開してチャンスを作る。DFバンデルソンが強烈なシュートを放つと、GKに弾かれたこぼれ球をMFアレクサンドル・ゴロビンが折り返し。これをMFエリース・ベン・セギルが押し込んで先制に成功した。 一方のベンフィカは前半37分、相手のパスミスでFWアンヘル・ディ・マリアがGKと1対1に。前半最大の決定機だったが、ディ・マリアのシュートはGKラドスワフ・マイェツキの左足に阻まれた。前半はモナコの1点リードで終了した。それでも後半3分、またもモナコのミスからベンフィカに決定機が訪れた。DFカイオ・エンヒキのGKへのバックパスが弱くなったところをFWエバンゲロス・パブリディスが掻っ攫い、同点ゴールを決めた。 追いつかれたモナコは直後の後半4分、FWブレール・エンボロのスルーパスでMFマグネス・アクリウシェが抜け出してゴールネットを揺らす。一時は得点かと思われたが、VARが確認した結果オフサイドでノーゴールとなった。同8分にはディ・マリアのクロスに合わせたDFアレクサンダー・バーのゴールでベンフィカが逆転したかに思われたが、ここでもVARが介入。ディ・マリアがオフサイドだったため再び得点は取り消された。 後半は立ち上がりから両チームが大きな動きを見せる中、モナコは後半13分にDFウィルフリード・シンゴが2枚目の警告による退場処分を受けてしまい、残りの30分以上を10人で戦うことになった。それでも同23分、DFクリスチャン・マウィッサがゴールライン際から折り返したボールをMFスングトゥ・マガサが流し込んで勝ち越しに成功。モナコが一歩前に出た。 しかし後半39分、ディ・マリアのクロスにFWアルトゥール・カブラウが飛び込んでベンフィカが同点とした。続く同43分、またもディ・マリアのクロスから今度はMFゼキ・アムドゥニがヘディングシュートを決めて逆転。試合はそのまま終わり、ベンフィカが敵地で逆転勝利を収めた。