ドジャース「6人ローテ」へ35歳右腕に“白羽の矢” 昨季13勝を挙げたグレイ獲得へ「若手有望株」放出か
ドジャースが新たな先発投手の獲得を目指していると、米メディア『Newsweek』が報じている。 【動画】MLB公式もクローズアップ! 大谷の妻・真美子さんのガッツポーズシーン 同メディアは、記事の中で「ドジャースはもう1人の先発投手を加える必要があることを認識している。ショウヘイ・オオタニが徐々に投手に復帰しつつあることから、ドジャースが2025年に6人ローテでスタートする可能性が高い。ロウキ・ササキが最有力候補だが、ササキが他チームと契約したらどうなるだろうか?」と記した。 その上で「ドジャースはトレード市場を模索するかもしれない。カージナルスは、ノーラン・アレナドがセントルイスに留まる可能性が高いため、給与を削減する他の方法を模索している」とし、35歳右腕のソニー・グレイをトレードに出す可能性があるとし、ドジャースがこれに応じるのではと伝えている。 グレイは昨季、28試合に先発して13勝9敗、防御率3.84の成績を残した。同メディアは、グレイの交換相手として、ともに26歳で右腕のリバー・ライアンとニック・フラッソの名を挙げている。 記事では「ライアンを手放すのはドジャースにとって受け入れ難いことだが、彼のメジャーリーグへの道は現時点で閉ざされている。3Aに留まることは彼にとって何の利益にもならず、カージナルスは開幕ロースターに彼を入れる可能性がある。フラッソはおそらく3Aでシーズンを始めるだろう」と、若手有望株とトレードする可能性を指摘した。 また、「グレイは2025年シーズンに2年間の契約が保証され、その後2027年に球団オプションがつく。グレイの3年間の平均年俸は3000万ドル(約47億円)で高額に思えるかもしれないが、ドジャースはそれを支払える数少ないチームのひとつだ」と強調した。 世界一連覇を目指すため、盤石なローテで臨めるか。グレイを獲得できればドジャースにとって大きな戦力となりそうだ。 [文/構成:ココカラネクスト編集部]