ハンドボール男子日本代表を応援しようと、ニューちどりが考案した焼き菓子

　パリ五輪に出場する富山県氷見市出身の安平光佑（こうすけ）選手らハンドボール男子日本代表を応援しようと、氷見市上泉の菓子店「ニューちどり」が、フランス発祥の焼き菓子をモチーフにしたハンドボール形の創作スイーツを考案した。名付けて「ハンドボール　ガンバレ！ット」。金井留美代表は「ハンドボールのまち・氷見から、３６年ぶりに自力出場を決めた日本代表を盛り上げたい」と話す。 　モチーフに選んだのはフランス・ブルターニュ地方の厚焼きクッキー「ガレット・ブルトンヌ」。５月末から開発と試作を進めてきた。バターをたっぷりと使い、塩味がアクセントになっている。塩はフランス産を使用した。 　生地の表面に卵黄を塗ってボールをイメージした模様を描いて焼き上げ、中には店の看板商品であるパンに使っている金時豆または大納言あずきを入れた。豆の甘さに続き、バターや塩の風味が感じられる仕上がり。金井代表は土産としても利用してもらいたいと考えており、「氷見を知ってもらうきっかけにもなったらうれしい」と話している。

　パリ五輪期間の２６日～８月１１日まで、大納言あずきと金時豆の２種類をそれぞれ１日１０個限定で販売する。