福岡市東区のアイランドシティに「野鳥観察の丘」がオープン
4月24日に行われたオープニングセレモニーで、高島宗一郎市長は「都心部の近くにありながら野鳥などが観察できる。ゆっくりと心を休める場所が一つ増えた。みんなに愛される公園になってほしい」と期待を示しました。 アイランドシティはばたき公園の総事業は約28億円です。今後、芝生広場や遊具が整備され、27年度までに順次供用が始まります。
自然の大切さを体感する場に
オープンを祝って5月5、6日には、工作ワークショップや観察会が開催されます。ワークショップは両日9~16時、伐採木で作るバードコール、押し花をあしらった定規など4種類の工作(参加費は各300円)を実施。観察会(参加費300円)は両日10時と13時30分から1時間程度、湿地にいる生き物をガイドと一緒に探します。 定期的なイベントも計画しており、自然環境の大切さを発信していきます。 ◆バードウォッチング(毎月第3土曜の午前) 季節に応じて飛来する様々な渡り鳥を専門家と観察します。 ◆湿地の生き物講座(毎月第3土曜の午後) トンボ、ゲンゴロウなどを題材に生態を解説。実験や体験を通して生き物への理解を深めます。 ◆自然環境の保全体験(毎月第3日曜の午後) 生き物の生態調査などを体験し、生息環境の保全方法などを学習できます。 イベントの詳細などは公園のホームページで確認できます。
5月10~16日は愛鳥週間です。新たに誕生した「野鳥観察の丘」に出かけて、すぐ身近にある自然にふれてみませんか。
読売新聞