南雲奨馬×濱屋拓斗×鈴木曉×長妻怜央、タイBLドラマに挑む「僕たちにしかできない作品が絶対にある」
役作りのためにお泊まりも
――嵐士と玲、風磨と快というカップルを演じた2組ですが、お互いにどんな印象を持ちましたか? 南雲:濱屋くんはかわいらしさとか、僕にはないものを持っているなと思います。一生懸命役にぶつかっている姿勢に感動したし、キュンとしました。 濱屋:南雲くんはモデルをやっているので、美しい映り方を分かっているなと感じます。写真を撮る時は僕にも「こうした方がいいよ」と毎回教えてくれるんです。 南雲:そんなに言ってるかなあ……。 濱屋:照れてる(笑)。こういうところは年下っぽくて、ギャップがあるんです。撮影中はカッコよくて一番年上っぽく振る舞うのに、オフだと無邪気でかわいいんです。 鈴木:長妻くんはまず顔が美しい。それに心が広いです。役作りのために彼の家でお泊まりをしたのですが、それも彼が「俺ん家きていいよ」と言ってくれたから実現したんです。役者としての経験は僕よりもずっと豊富なのに、対等に接してくれて一緒に役作りをしてくれました。 長妻:僕が予想していたよりも、鈴木くんはめっちゃ優しいんです。優しいだけじゃなく、自分の思いを伝えられる心の強さも持っています。撮影では、そこが強く出てしまうとせっかくの優しさが見えづらくなってしまうので、そのバランスがうまく出せるよう監督と真剣に話している姿にキュンキュンしました。「俺どうだったかな?」って、1回1回僕に確認してくるんです。僕は素が明るく、面白くなりすぎないようにしないといけなかったので、コミュニケーションを取りながら絶妙なバランスを探る相手として、鈴木くんがいてよかったなと思います。 ■この唇にキスされたら、どれだけ幸せなことか… ――お互いにドキッとした仕草はありますか? 濱屋:やはりバイクに乗るシーンですね。南雲くんがヘルメットを取る時は、髪の毛の感じとか、かっこいいなと思っちゃいました。 南雲:濱屋くんはかわいいけど、実は喉仏がすごく出ているんです。喉元が露出した服装の時に映っているのを見て、すごくきれいだなと思っていました。 鈴木:長妻くんの寝顔ですね。あまりにも美し過ぎて、僕は鼻の中に指を突っ込んだりしちゃいました(笑) 長妻:おい! 南雲:彼らの愛は度を超えていて、プライベートではお互いにパンツ一丁でウロウロしてるんですよ。僕ら4人とも、仕事が終わったあと皆で銭湯に行って、お互いにさらけ出しあってます。 長妻:鈴木くんのセクシーなところは、やはりこの唇です。この唇にキスされたら、どれだけ幸せなことか……もうプリプリでしたね。彼のキス顔はぜひ見ていただきたいです。 ――では、最後にこの作品の見どころを教えてください。 濱屋:嵐士と玲、風磨と快の2つのストーリーが別軸で進みながらも、重なるところがあるので、4人で物語を作り上げていく過程がすごく面白いと思います。途中の友達同士の関係性にも注目していただきたいです。 南雲:自分が出演しているからではなく、エピソード自体がすごく面白い作品だと思います。バイクのアクションシーンは僕たちがこだわってやってきた部分なので、そこも楽しんでほしいですね。 長妻:僕たちが演じる4人も魅力的なんですけど、周りを固めるキャラクターも個性的で、気になるエピソードがあったりするので、そこにも注目して見ていただけたらいいなと思います。 鈴木:快と風磨の恋愛がトントン拍子に進むのかと思いきや、波乱が巻き起こっていくので、皆さんも同じ気持ちになって楽しんでいただきたいです。この作品を例えるなら、僕の故郷・宮城県のご当地グルメ、セリ鍋でしょうか(笑)。少し癖があるけど、段々とやみつきになって止められなくなるような、そんな作品なので、思い切り楽しんでほしいです。
●ヘアメイク yuto:鈴木曉・濱屋拓斗担当 山田マキ(Lila):南雲奨馬担当 永樂 結菜(Lila):長妻怜央担当 ●スタイリスト 椋野 裕貴(Hifumi,Inc.) ■ 都田ミツコ とだみつこ 1982年生まれ。編集者・ライター。編集プロダクションでの勤務を経て、フリーランスに。
都田ミツコ