マツダの新型3列シートSUV「CX-80」が欧州で初公開！ 欧州向けは2.5lPHEVと3.3lディーゼル・マイルドハイブリッドを設定
マツダの欧州事業を統括する「マツダ・モーター・ヨーロッパ」は、新型クロスオーバーSUV「MAZDA CX-80（マツダ シーエックス エイティ）」を、4月18日（現地時間）に初公開したことを発表した。 欧州では5月に予約受注を開始し、今秋発売される予定だ。 【他の写真を見る】内外に優雅なスタイリングを持つCX-80
マツダ・ラージ商品群第4弾は、ヨーロッパ初導入の3列シートSUV
https://youtu.be/Di_mhAn1IKI CX-80は、ひと中心の開発思想による走る歓びと環境・安全性能を両立させた、ラージ商品群の第4弾（※）となるミッドサイズクロスオーバーSUV（マツダ基準による分類）。マツダが欧州に初めて導入する3列シートSUVであり、欧州市場における最新かつ最上級のモデルとなる。2種類のハイブリッドシステムを採用したCX-80の導入により、マツダは同市場における商品ラインナップの拡充およびブランド強化を図る。 ※第1弾は「CX-60」（導入市場：欧州、日本、その他）、第2弾は「CX-90」（導入市場：北米、その他）、第3弾は「CX-70」（導入市場：北米、その他） 開発陣がCX-80で目指したのは「優雅で心豊かなドライビングSUV（Graceful Driving SUV）」。マツダ最上級にふさわしい美しく堂々とした存在感、マツダらしい「人馬一体」を磨き上げた圧倒的な走行性能、時代要請に応える環境・安全性能、そして乗員全員が快適に楽しめる懐深い実用性を妥協なく実現。CX-80を通してユーザーとその家族との生活に、心豊かになる時間や場面を届けたいという想いが込められている。 デザインコンセプトは「Graceful Toughness」。SUVとしての力強さとともに、優雅な存在感の表現に注力。空間の豊かさと優美さを両立したキャビンの造り込みによって、車格に見合った、ゆとりを感じさせるデザインとしている。2列目シートは、座席間にコンソールがあるセパレートのキャプテンシートを筆頭に、キャプテンシートでコンソールが無くウォークスルーが可能な仕様、そして3人掛けとなるベンチシートの3種を設定し、ユーザーのニーズに応える。また、荷室は3列目シート使用時でもゴルフバッグやベビーカーが搭載できる空間を確保するとともに、2・3列目シートを折りたたむことでさらに大きな空間を提供する。 欧州向けのパワートレインには、2.5l直列4気筒ガソリンエンジンをベースとしたプラグインハイブリッドシステム「e-SKYACTIV PHEV」と、3.3l直列6気筒ディーゼルエンジンとM Hybrid Boostを組み合わせた「e-SKYACTIV D」の2種類を設定（※）。意のままにクルマを操る愉しさと、優れた環境性能の両立を目指した。 ※パワートレインのラインナップは市場により異なる。 安全性能では、「クルージング＆トラフィック・サポート（CTS）緊急停止支援機能付」（※）を欧州向けに初採用。CTS使用中に、手放し運転やドライバーの閉眼や脇見を検出した場合には、ドライバーへの注意喚起を段階的に行い、体調急変や漫然運転などのドライバーの状態に由来する事故リスクの低減を図る。注意喚起をしてもドライバーの状態に変化がない場合は、被害軽減のため、車両の減速・停止を支援する。 ※CTSの設定は市場やグレードにより異なる。
MotorFan編集部
