中田敦彦、1年ぶり地上波出演を決めた思い 本番へ「心配しかない(笑)」もプレゼンに手応え
■ニュースの背景を解説するプレゼン担当 10分×4本「私にとっては『M-1』」 2025年に開局70周年を迎えるTBSテレビ。今年の『報道の日』では、「“テレビ報道70年”8つの禁断ニュース」をテーマに、ジャニー喜多川氏による性加害問題に関するSMILE-UP.の補償の裏側や、岸・安倍三代と旧統一教会の組織的関係の原点などを独自取材し、ニュースの真相を紐解く。 番組内で、中田がニュースの背景を解説するプレゼンコーナーも。 「VTRは深刻なものが多いですが、大変な事件もその後のいいものを生んでいるとか、ちょっとポジティブになれるような情報をプレゼンテーションします。1ネタ10分ぐらいを4ブロックいただけるということで、6時間半のうち40分は私がしゃべっているはずなので、思い切った登板をさせていただいているなと。VTRも面白いですが、間のプレゼンテーションも非常に濃いものをやらせていただこうと思っているので、ぜひご注目いただければと思います」 当日に向けて、プレゼン内容に関して総合プロデューサーの曺琴袖氏らと話し合いを重ねているそうで、「プレゼンを見ていただいて、こうしたほうがいいんじゃないかというダメ出しを、漫画家と編集者ぐらいの感じでやっていて。普段私は自分で作って一発撮りしてそのまま放送しているので、やり取りしながら直していくのは新鮮ですね。実際本当に良くなっていくので、クオリティ高いものが出せると思います」と手応えを口に。「私にとっては『M-1』ですよ! 令和ロマンに負けないようにしないといけない(笑)。10分ネタが4本あるので大変です」と笑った。
新たなチャレンジに意欲 コンビの活動にも言及
また、「テレビとの距離は悩みました」と吐露し、YouTubeに専念するためにテレビのオファーを断ったこともあったと明かす。 「たくさん出たらYouTubeの仕事に集中しきれないところがあるので、単純に時間の配分として、今はYouTubeに集中したいという時期が長かったです。そして、すごくやり切った気持ちもあり、これ以降もやっていくんですけど、新たなチャレンジをしたいという気持ちになったのだと思います。今までお話をいただいてご遠慮させていただいていた側面もありましたが、チャレンジしたいという気持ちと、全く違うジャンルの報道からのオファーというのが非常にタイミング的にマッチしました」 新たな挑戦への意欲が高まる中で、約1年ぶりの地上波出演を決めた中田。今後も求められたら応えていきたいと考えている。 「テレビは出たいと言って出られるものでもないですし、ニーズがあれば出るわけですよね。自分の中で割ける時間は限られているので、その中で最大限、お話をいただければ応えていきたいという気持ちはあります」 お笑いコンビ・オリエンタルラジオとしての地上波出演については「ニーズだと思います」と今の思いを語る。 「視聴者のニーズも含めて、コンビで見たいと言っていただけるのであればやりたいです。我々はお客さん、視聴者あっての仕事なので、求められたらやりたい。相方のことも大好きですし、リスペクトもしていますし、それぞれでいろんなジャンルを頑張っているなと思うので、できたらいいなと思いつつ、風に任せていくという気持ちです」 相方・藤森慎吾との間で、コンビ活動についての話し合いは「1年ぐらいない」と言い、「彼も結婚したり、お互いいろいろと動きがあるわけで、若手の時はコンビの仕事が主体だったので1年間の目標を立てながらやっていた時もありましたが、お互いの生活と家族と仕事ができてからは、空気を読みながら」と説明。「1カ月前に友人の結婚式で会いました。お互いの近況報告をして、励まし合ってという感じです」と話していた。 (C)TBS
酒井青子