日本シリーズ直前に周東佑京選手のレプリカユニホーム盗み逃走、容疑の男逮捕…店員がタックル
プロ野球選手のレプリカユニホームを盗んだとして、福岡県警中央署は10月31日、住所不定、無職の男(24)を窃盗容疑で現行犯逮捕した。「野球が好きで、自分で着るために盗んだ」と容疑を認めているという。
発表によると、男は同日午後5時45分頃、福岡市中央区のみずほペイペイドーム福岡敷地内の店舗で、福岡ソフトバンクホークスの周東佑京選手のレプリカユニホーム1着(販売価格1万2000円)を盗んだ疑い。
店員2人が「動きが怪しい」と警戒していたところ、男は右手にかけた自分の服の下にユニホームを隠して店外に出た後、走って逃げた。腕をつかまれても振りほどいて逃げようとしたため、最後は店員がタックルして取り押さえ、警察に引き渡したという。
ドームでは事件後の同日夜、日本シリーズ第5戦が行われた。