史上最年少22歳での大会2勝目の笹生優花「21年は母も喜んでくれ、今度は父にささげることができてとても幸せ」
◆米女子プロゴルフツアー メジャー第2戦 全米女子オープン 最終日(2日、米ペンシルベニア州ランカスターCC=6583ヤード、パー70) 3打差5位で出た21年大会覇者の笹生優花(フリー)が5バーディー、1ボギー、1ダブルボギーの68で回り、通算4アンダーで逆転V。史上最年少22歳で3年ぶりの大会2勝目を飾った。 ◆笹生の優勝インタビュー ―2度目の優勝、おめでとうございます。 「まず、USGA(全米ゴルフ協会)の皆さまに感謝申し上げたい。すばらしいイベントを開催していただきありがとうございます。ランカスターCCの全てのスタッフに感謝申し上げたい。毎日朝早くからセッティングして、とても難しくセッティングしてくれましたね(笑い)。それから、私もキャディーももちろん、すべての仲間、家族、…(涙があふれ沈黙後)。私は家族の支えなしにここにはいられませんでした。全てのファンの方々、ここにきてくれたファンの皆さま、ありがとうございます。また皆さんにお会いすることができることを楽しみにしています」 ―難しいチャレンジだったかと思うが。 「とにかく我慢強くプレーすることに集中していた。メジャーを勝ちたいと思っていた。この難しいチャレンジを楽しんだ。(6番でミスパットがあり)あのホールはピンポジションがすごく難しかった。そのおかげであのホールをよく知ることができた(笑い)。もう2度としないと願っていますが。この経験は良かったとして、将来に生かしたい」 ―72ホール目のチップショット(パーセーブ)について。 「手前からアプローチして、昨日も同じショットをした。10フィートくらいにつくことができた」 ―日本代表として、フィリピン代表としてもプレーしている。 「2021年、フィリピン代表としてプレーして勝てました。母も喜んでくれた。今は日本代表として、プレーして勝つことができて、今度は父にささげることができてとても幸せに思う。両親に恩返しができてうれしい」
報知新聞社