タマモロックは「順調ですね」伊藤圭師は満足げに第一声 初の重賞挑戦にも自信満々【競馬】
◇6日 「第29回東京中日スポーツ杯武蔵野S」(G3・9日・東京・ダート1600メートル)追い切り 4歳秋、待望の充実期を迎えたムードが漂う。タマモロックは小林凌騎乗(レースはムーア)で美浦Wの併走。タイセイミッション(3歳2勝クラス)を2馬身先に行かせて上がり3ハロン過ぎからスムーズに加速。直線では外から並び掛け、持ったままの手応えで1ハロン12秒1のフィニッシュ。力強く1馬身先着した。 動きを見届けた伊藤圭師は第一声で「順調ですね」と満足げ。2月の2勝クラスを勝ち上がってから5戦2勝、2着2回の快進撃。オープン入り後はアハルテケS、グリーンチャンネルCで連続2着と地力アップが目覚ましい。今回は初の重賞挑戦で「やったことのない相手もいるが、持ち時計も上がりの時計もしっかりしているからね」と自信満々。ここは暮れのG1への力試し。絶好調の出来とベスト舞台の府中マイル戦で真価が問われる。
中日スポーツ