『すずめの戸締まり』 アニー賞7部門ノミネート SixTONES・松村北斗やRADWIMPSの名前も
日本時間12日、アニメ界のアカデミー賞とされる第51回アニー賞のノミネート作品が発表され、新海誠監督の『すずめの戸締まり』が作品賞(長編)を含む7部門の候補に選出されました。 【画像】SixTONES松村北斗が声優初挑戦 新海誠監督最新作に抜てき
本作は、ゴールデングローブ賞のアニメ映画賞にもノミネートされていた注目作で、今回、アニー賞でノミネートした7部門は、作品賞(長編)、FX賞、キャラクターアニメーション賞、音楽賞、絵コンテ賞、声優賞、脚本賞です。 新海監督の作品は、2016年に『君の名は。』で、長編インディペンデント作品賞、監督賞でノミネート。2019年にも『天気の子』で、長編インディペンデント作品賞、FX賞、監督賞、脚本賞でノミネートしましたが、いずれも受賞にはつながりませんでした。
■RADWIMPSやSixTONES・松村北斗が選出
ノミネートされた音楽賞長編アニメ部門には、主題歌『すずめ feat. 十明』を含む劇中音楽を担当した作曲家・陣内一真さんとRADWIMPSが選出されました。 新海監督の作品『君の名は。』(2016)、『天気の子』(2019)と、2作続けて音楽を担当してきたRADWIMPS。3度目のタッグとなった今作では、世界で活躍する映画音楽作曲家の陣内さんと共作し、映画音楽を担当しました。
また、声優賞長編アニメ部門には、“災い”をもたらす扉を閉めることを使命とする『閉じ師』の青年・宗像草太を演じた、SixTONESの松村北斗さんが選出。声優初挑戦となった今作でノミネートを果たしました。
絵コンテ賞と脚本賞にノミネートされた新海監督は、自身のX(旧Twitter)を更新し、受賞部門、受賞人物を挙げつつ「皆さんのことが誇りです、おめでとう! 素晴らしい力と才能を作品に注いでくれた全てのスタッフ、映画を観客に届けてくれた各国の宣伝・配給の皆さん、なによりも映画を愛してくださった観客の皆さんに、あらためて心からお礼申しあげます」と感謝を伝えています。 また、宮﨑駿監督の『君たちはどう生きるか』も作品賞(長編)をはじめ、7部門ノミネートされていて、授賞式は、日本時間2月18日に、アメリカ・ロサンゼルスで行われます。