森永卓郎さん、「紅白出るぞ!」とガッツポーズ 文化放送のリスナー感謝イベント『浜祭』、公開生放送で歌合戦
文化放送の地域連携型リスナー感謝イベント「文化放送presents 浜松町ハーベストフェスタ―浜祭―2024」が4日、東京・増上寺のメインステージなどを会場に開催され、10万4500人が来場した。 午前9時から番組の公開生放送が行われ、「大竹まこと ゴールデンラジオ」(平日午後1時)「長野智子アップデート」(平日午後3時30分)の生放送内でタレント大竹まこと(75)とフリーアナウンサー吉田照美(73)率いるチームによる歌合戦が繰り広げられ、にぎわった会場を盛り上げた。 特別審査員を同局の「伊東四朗 吉田照美 親父・熱愛」(土曜午後3時)に吉田と出演している俳優・伊東四朗(87)が務めた。闘病中の経済アナリストの森永卓郎さん(67)も大竹チームの一員として4組目で真っ赤なアイドル的なウエアで高橋真梨子の「ごめんね…」を熱唱。歌い上げると「紅白行くぞ!」とガッツポーズを見せた。これに伊東は「彼のやる気にはあきれたね。恥を知らない」と言いながら勝利を与えた。 最終組の吉田は金ピカ衣装で「マツケンサンバⅡ」を披露、「練習なんかしてない。公開処刑だよ」と息巻いた。一方、大竹は歌う前に妻を白血病で失ったというリスナーの手紙を読み、涙を流したばかりで「何でこんなのを歌う前に読ませるんだよ!」とぼやきながら相棒の光浦靖子(53)とともに吉幾三の「俺ら東京さ行ぐだ」を歌おうとすると、いきなりやり直しに。大竹が光浦が出す「ハッ!」という声がけに合わなかった。 この勝負には伊東は吉田に軍配を上げた。大竹は「吉田とはこれからも番組をやりたいので…」と話すと、「この判定は何ですか? 年寄りにはかなわない」。これに伊東は「昨年、(大竹は)日本一のオンチと言いましたが、世界一のオンチです」と”ほめあげた”。 イベント終了後の取材でプロ野球・DeNAの野球帽姿で現れた森永さんは「(ラジオの放送でも)バットを振り抜くことが大事で、そのおかげでベイスターズが優勝しました」と63年間のファンの喜びを明かし、「4カ月で死ぬ予定で”死ぬ死ぬ詐欺”といわれていますがバットは振り抜きます」と強調。最近「本の第1集が来月出ます。第2集も書き終えた。パワー!」と叫んだ。 カナダから帰国し、大竹の番組に出演した光浦は「大竹さんに信頼してもらって…『ハッ!』」と声を上げると、大竹は練習通り、楽曲の冒頭を口ずさんで笑わせた。カナダで手芸のワークショップや販売の一方で映画のオーディションにもトライしている光浦は「(日本の番組は)ヒコロヒーに乗っ取られるんじゃないか」と妙な”不安”も口にした。 イベントのフィナーレには歌手松崎しげる(74)がサプライズゲストで登場、「愛のメモリー」を熱唱、観客を魅了した。
中日スポーツ