ドイツがEURO8強入り 暴風雨で一時試合中断もデンマークに勝利
【AFP=時事】サッカー欧州選手権(UEFA Euro 2024)は29日、決勝トーナメント1回戦が行われ、ドイツは前半に激しい嵐で中断した一戦でデンマークに2‐0で勝利し、準々決勝進出を決めた。 【写真】暴風雨に見舞われた試合会場(その他全16枚) デンマークは後半立ち上がり、直前にオフサイドで得点が取り消されたヨアキム・アンデルセン(Joachim Andersen)のハンドでPKを献上すると、ドイツはカイ・ハヴァーツ(Kai Havertz)がこれを決めて先制した。 さらにドイツは68分、ジャマル・ムシアラ(Jamal Musiala)が追加点を決めて点差を広げ、デンマークに格の違いを見せた。 試合は前半の35分ごろ、激しい嵐によりマイケル・オリバー(Michael Oliver)主審が両チームの選手をピッチから退かせたため、一時は中止になるかと思われた。 激しい雨風に加えてひょうが降り、雷も鳴ったが試合は25分後に再開した。 記憶に残る厳しい試練を乗り越えた開催国ドイツは、7月14日に首都ベルリンで優勝トロフィーを手にする夢に向けて希望をつないでいる。 しかし、ここからの道のりは厳しいものとなり、7月5日にシュツットガルト(Stuttgart)で行われる準々決勝では、優勝候補の一角であるスペインとジョージアの勝者と対戦することになる。【翻訳編集】 AFPBB News