東京デフリンピックアンバサダー長濱ねる「1人でも多くの人に広めたい」朝原宣治「本番に向けて盛り上がりを」
来年行われる東京2025デフリンピックの1年前イベントとなる「東京2025デフリンピック 1 Year To Go!」が11月15日、東京のアーバンドックららぽーと豊洲で行われた。 【写真】キュートな表情や手話を披露する長濱ねるアザーカット イベント後、応援アンバサダーを務める俳優の長濱ねるさんと、北京五輪4×100mリレー銀メダリストの朝原宣治さんが本誌のインタビューに応じた。 この日はメダルデザインも発表され、「みんなで羽ばたく」をコンセプトに折り鶴があしらわれ、リボンには日本伝統の「藍鉄色」が使われるなど、“和”のテイストとなっている。デザインは候補の中から全国の小中学生、高校生およそ8万人の投票により選ばれた。 朝原さん 「日本の文化と伝統が凝縮されたメダル。これを見たら、選手たちも頑張ろうという気持ちなると思います。メダルは努力すればするほど、自分にとって価値もどんどん重くなるもの。プレッシャーもかかる1年となりますが、メダル目指してほしいです」 長濱さん 「日本全国の子どもたちが投票してくれた日本らしいメダル。世界中のみなさんに手にとってもらえればうれしいです」 実は長濱さんは陸上経験もあったという。 長濱さん 「小学校の時に陸上クラブに入っていたことがあります。とにかく大変なイメージで、ケガとの戦いもあると思います。私は走幅跳をしていて、冬の持久走がとても苦手で、今も冬になると思い出します。今も陸上を見るのが楽しみなので、デフリンピックも陸上に期待しています」 朝原さん 「同業ですね。僕も走幅跳でしたし、持久走も苦手でした(笑)」 アンバサダーとして機運が高まっているのを感じているお二人。来年に向けてさらに盛り上がっていくように尽力していく構えだ。 朝原さん 「1年前イベントはすごくて、メディアの数も多かったです。1年イベントで終わるのではなく、これを機に本番に向けて盛り上げたい。まだまだ見たことのない競技、知らない選手も多いので、自分も試合を観に行きたいです。本番、みんなで盛り上がりましょう!」 長濱さん 「いよいよ1年後。今日は道行く人も立ち止まってイベントを見てくださって、うれしかったです。デフリンピックを身近で見られる貴重な機会なので、日本中のみなさんに応援してほしいです。我々アンバサダーとして一生懸命、1人でも多くの方に広めていきたいです!」 耳が聞こえない、聞こえにくいアスリートのための国際スポーツ大会であるデフリンピックは、来年100周年記念大会で日本では初めての開催。東京2025デフリンピックは来年11月15日から26日まで開催される。
月陸編集部