ミュージカル「キンキーブーツ」が来年に東京・大阪で3年ぶり上演決定 チャーリー役に東啓介&有澤樟太郎、ローラ役に甲斐翔真&松下優也
ブロードウェーミュージカル「キンキーブーツ」(ジェリー・ミッチェル演出)が来年4月27日~5月18日に東京・東急シアターオーブ、5月26日~6月8日に大阪・オリックス劇場で上演されることが決定した。 2013年にトニー賞で最多の13部門にノミネートされた同作は、経営不振に陥った老舗の靴工場の跡取り息子チャーリーがドラァグクイーン(女装家)のローラに出会い、差別や偏見を捨て、ドラァグクイーン専門のブーツ工場として再生する過程が描かれた同名イギリス映画(05年公開)のミュージカル版。シンディ・ローパーが書き下ろした劇中歌も大きな話題を呼んだ。日本では16年に初演、19年と22年に再演され、チケットは全公演即日完売の大反響ぶりとなった。 そんな人気作が気鋭の新キャスト迎えて3年ぶりに上演される。メインキャストがほぼ一新され、チャーリーとローラ、靴工場で働く従業員のローレンの主要3役がWキャストに。チャーリー役には、第31回読売演劇大賞、第49回菊田一夫演劇賞を受賞したミュージカル「ラグタイム」や「ジャージー・ボーイズ」など、話題作への出演が続く東啓介(28)と、同じく「ジャージー・ボーイズ」などの注目作に立て続けに出演し、来年2月にはミュージカル「ヒーロー」への主演も決定している有澤樟太郎(28)が選ばれた。 ドラァグクイーン・ローラ役は、このほど開幕した「ムーラン・ルージュ!ザ・ミュージカル」に出演するなど活躍がめざましい甲斐翔真(26)と、歌手活動と並行して「ジョジョの奇妙な冒険ファントムブラッド」「太平洋序曲」などの舞台作にも出演し幅広い役柄で観客を魅了する松下優也(34)が務める。 また、ローレン役には女優の田村芽実(25)と清水くるみ(29)が挑戦するほか、熊谷彩春(24)、大山真志(34)、ひのあらた(61)らがキャストに名を連ねている。
中日スポーツ