初のアリーナツアーを完走したM！LKの（左から）曽野舜太、山中柔太朗、吉田仁人、佐野勇斗、塩崎太智

　男性5人組「M！LK」が22日、大阪城ホールで、結成10周年を記念した初のアリーナツアーの最終公演を行った。 　立見を含む超満員のみ！るきーず（ファンネーム）で埋め尽くされた会場に、メンバーカラーの衣装を着た5人が登場。メンバーカラーのピンクに髪を染めた佐野勇斗（26）が「大阪行くぞ！」と叫ぶと、「My　Treasure」「テルネロファイター」などの曲で観客のボルテージをどんどん高めていった。 　後半ではメジャーデビュー曲「Ribbon」から人気の青春ラブソング「かすかに、君だった。」を経て、デビューソング「コーヒーが飲めません」を歌唱。つづけて結成から10年を経て、“コーヒーが飲めるようになった”M！LKのアンサーソング「I　CAN　DRINK」も披露。曲中では、「コーヒーが飲めません」のフレーズと振り付けをサンプリング。最後はおなじみのM！LKポーズで締めるという演出で会場を沸かせた。 　アンコールでは、来年3月5日にメジャーで2枚目となるアルバム「M！X」をリリースし、4月から7月にかけて全国6都市12公演にわたるツアーを行うことを発表。佐野は「ステージに立って、みんなの前でパフォーマンスして、みんなに喜んでもらえる。これが幸せかって初めて実感しました。みんなが幸せになることが僕らの幸せなので、これからも幸せにします」と語り、「夢のドームツアーに向けて、継続して頑張っていきたい」と誓った。