制作物の工程や新資料について議論 首里城復興 監修会議
沖縄テレビ
首里城再建の寄付金を活用して進められている彫刻や焼物などの制作作業を監修する有識者の会議が開かれ公開の方法や新たに見つかった資料について意見が交わされました。 監修会議は首里城復興基金を活用した彫刻や瓦、焼物などの制作作業を円滑に進めるため7人の有識者が技術的な助言を行うものです。 19日の会議では内法額木など木の彫刻物について「直射日光に晒されば劣化などの影響が出てくる」として公開方法を慎重に検討すべきといった意見が出されました。 また、正殿一階・御差床の垂飾にあしらわれている龍と瑞雲について今年アメリカから返還された琉球国王の肖像画御後絵に描かれているものと位置が異なる事から新たな垂飾の紋様に反映させるか検討に入ることが確認されました。
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