ザンダー・シャウフェレの最新セッティング。Aiスモークの1Wと3Wを投入。ボールは未発表のクロム ツアー
今季開幕戦ザ・セントリーでのクラブセッティング。ドライバーと3WがニューモデルのパラダイムAi スモークに替わった。ドライバーはロフト10.5度のトリプルダイヤ。 ザンダー・シャウフェレの最新クラブセッティングはこちら
シャウフェレ本人とキャロウェイのツアー担当に話を聞くことができた。「新しいドライバーは、距離的には前のものと大きな差を感じていないけど、曲がり幅が抑えられているぶん、平均飛距離が伸びている。より高い確率でフェアウェイをヒットできるのが大きい」(シャウフェレ)
続いてツアーレップの言葉。「Aiスモークは内部構造が進化していますが、ヘッドサイズや形状は前作ととても似ています。だから、ザンダーも違和感なくスイッチできたのだと思います。今は10.5度のロフトを0.3~0.4度立てています。シーズンを戦っているうちに、もう少しロフトを立てていくことになるはず。そうすれば、もっとボールスピードが速くなって、飛距離はさらに伸びます」
3Wは、ロフト15度ではなく16.5度のHLモデル。飛距離が十分に出るからと、高さを求めたのはシャウフェレのこだわり。ヘッドはドライバーと同系統のトリプルダイヤだが、ネック調整機能のないツアーバージョンタイプ。 もうひとつ新しくなったギアがボールだ。昨シーズンはクロムソフトXだったがが、これにはクロムツアーの文字。現時点未発表で詳細不明だが、キャロウェイの新しいツアーボールだろう。シャウフェレのキャップ前面には、すでにCHROME TOURのロゴが大きく入っている。
昨シーズンから継続のAPEX TCBアイアンについて、「このアイアンはとても気に入っているクラブ。複合構造ヘッドらしい飛距離と高さのアドバンテージをはっきり感じています。アイアンで高い球が打てることは本当に大切だから」(シャウフェレ)
目標は「メジャー優勝」と公言しているシャウフェレ。初戦のザ・セントリーが10位タイ、自身2戦目のジ・アメリカンエキスプレスが3位タイ、相変わらず好調を持続している。今年のメジャーチャンピオンの14本となるか。