黒木瞳が朗読劇『ルビンの壺が割れた』で感じた「これまでと違う演技方法」
黒木瞳がパーソナリティを務めるニッポン放送「黒木瞳のあさナビ」(12月29日放送)にニッポン放送アナウンサーの飯田浩司が出演。アナウンサーの仕事について語った。
黒木瞳が、さまざまなジャンルの“プロフェッショナル”に朝の活力になる話を訊く「黒木瞳のあさナビ」。12月26日(火)~12月29日(金)のゲストはニッポン放送アナウンサーの飯田浩司。4日目は、俳優とアナウンサー、それぞれの仕事について― 飯田)6月に『ルビンの壺が割れた』という朗読劇をされましたが、役者として出るだけではなく、企画から脚本から、黒木さんが総合的に手掛けられたそうですね。 黒木)原作である宿野かほるさんの本が出たときに「面白いな」と思って、「映画にできないかな」、「舞台にできないかな」と考えていたのですが、ふと「朗読劇にしたら面白いのではないか」と思ったのです。ただ読むのではなく、ここにエンターテインメント性を入れればもっと面白いなと思って、架空の人物を1人入れました。ラッキィ池田さんをお迎えしてダンスも入れて、「あさナビ」で出会った世界初の光彫り作家・ゆるかわふうさんに光彫りの壺をつくっていただきました。ゆるかわさんと出会ったときに、「ルビンの壺はこれだ!」と思ったのですよ。そうして1つひとつのピースが……。 飯田)はまっていったのですね。 黒木)今度は次の段階で、どうやって原作権をいただくかと……。 飯田)プロデューサー的な方にスイッチが入るのですね。 黒木)企画書を書いたことがないので、朗読劇を自分で書いてしまおうと思い、実際に朗読劇を書いたのです。その方が早いなと思ったのですよ。 飯田)イメージで説明するよりも、現物で「これです」と出す。 黒木)もちろん、叩き台ではあるのですけれども。「ゆるかわふうさんの光彫りの壺を置きます」という内容などを書き添えて、始まりました。 飯田)そうだったのですね。