黒木瞳が朗読劇『ルビンの壺が割れた』で感じた「これまでと違う演技方法」
黒木)朗読劇は座って感情を表現するのですが、普通のお芝居や声優の仕事とは違って、椅子に座ったまま感情を出すことは難しいなと思いました。お腹から力を入れなければいけないし。大きな発見でした。 飯田)エンタメ業界のこの何年かを振り返ると、コロナ禍でつらい時期もあったではないですか。そういうことを乗り越えて、表現の面白さなど、何か変わったところはありましたか? 黒木)プライベートでは夫との会話も増えましたし、夫と散歩も始めました。飯田さんもよくお子さんの話をなさるので、優しいパパなのだろうなと思います。 飯田)子どもと野球をしたりしています。そういう時間がないと会話もなくなりますものね。 黒木)きちんと自分で消化して、現実を受け入れるということも大切かなと思いながら、多分、これからも、いままでと同じようなスタンスで過ごしていきたいなと思います。 飯田)そうですね。私の場合は担当しているのがニュース番組なので、何が起こるかわからないのですが、2024年はいろいろなイベントがあるため、流言飛語ではなく、きちんと伝えていければいいなと思います。現場へ行かずにイメージだけで語ってしまうと間違えることがあるので、「足を使わないといけない」と改めて思います。