【死体遺棄事件】遺体発見から1週間 犯人の行方は 進展なく住民の不安広がる 《新潟》
TeNYテレビ新潟
聖籠町の空き家の敷地で男性の遺体が土の中から発見された事件から23日で1週間となりました。 いまだ事件の進展がない状況に近所の住民には大きな不安が広がっています。 <記者リポート> 「男性の遺体が発見されてからきょうで1週間です。現場となった空き家では今でも規制線がは張られたままとなっています」 事件は12月16日、聖籠町次第浜の空き家の敷地で土の中から身元不明の男性の遺体が見つかったものです。 警察は遺体が行方不明となっている新潟市中央区の70代男性の可能性があるとみて身元の特定を急いでいます。 事件発覚のきっかけはことし10月16日。 男性の自宅の新聞受けに新聞がたまっていると消防から警察へ通報がありました。 10月21日に男性の親族が警察に行方不明届を提出……警察が行方を探す中で12月16日、聖籠町で遺体を発見しました。 あれから1週間……敷地内の捜査用テントも撤去され、土砂も埋め戻されていました。 関係者への取材で男性の遺体について袋に入れられた状態で埋められていたことや、 捜査関係者によると男性が行方不明になった後に男性の口座から多額の現金が引き出されていたことがわかっています。 しかし一週間たっても犯人逮捕には至っていません。 進展がない状況に近所の住民には不安が広がっています。 【近所の住民】 「1週間たってまだ犯人いるはずなんですけど」 「早く解決してほしいです」 「出かけるのにも出かけられないし……早く終わってほしい」 警察は95人態勢で捜査を進めています。一日も早い事件解決が望まれています。