千鳥大悟「めちゃくちゃ青春でした」笑い飯誕生の瞬間を回想
番組から提供されたオフィシャル素材をもとに、放送・配信されたテレビ番組をレポートする「テレビおぼえがき」。今からでも見逃し配信で楽しめる番組に絞って紹介する。 【画像】「マルコポロリ!千鳥も祝福!上方漫才大賞おめでとう笑い飯拡大SP」のワンシーン。(c)関西テレビ(他7件) ■ 「マルコポロリ!」(2024年9月1日放送回)のおぼえがき 9月1日に放送された「マルコポロリ!千鳥も祝福!上方漫才大賞おめでとう笑い飯拡大SP」(関西テレビ)。主役である笑い飯に加え、2人をよく知る小籔千豊、デルマパンゲ迫田、麒麟・田村、トータルテンボス藤田、スーパーマラドーナ武智がスタジオに集結し、笑い飯のコンビ結成から現在までの歩みを掘り下げた。 番組には「笑い飯は師匠みたいなもん」と述べる、盟友・千鳥もVTR出演し、笑い飯と共同生活もしていた下積み時代のエピソードを紹介。笑い飯の2人が別々のコンビだった頃にインディーズライブの手伝いで初めて会ったという大悟は、「僕が18歳のときで、最初哲夫さんがにぎりっ屁してきたんですよ。それでワシが『やめぇクサい!』とかじゃなくて『いつまでそんなおもんないことやっとんねん』って言ったのを、哲夫さんが『お前面白い』ってなってそこから仲良くなりました」と回想する。その後、ノブが遅れて芸人になるため大阪へやってくると、「今一番お世話になってる2人やねん」と大悟から西田と哲夫を紹介されたが、ひと目見て「付き合うのやめぇ!この人らは売れん」と言い放ってしまうほどオーラが感じられなかったと明かした。 大悟は“笑い飯誕生の瞬間”にも居合わせたといい、「なんばの劇場から西田さんと哲夫さんと3人で、ワシん家に自転車で帰る途中、なんか照れながら哲夫さんが言ってきたんですよ。『大悟、西っしゃん(西田)と組むことになったわ~』ってて。すっごい覚えてます。それで西田さんから『大悟~どう思う~?』って聞かれて。ほんでワシが『面白すぎる2人やから、コンビ組んだらイヤやわぁ』って答えて、3人でちょっと黙りながら家帰るっていう……めちゃくちゃ青春でしたね(笑)」と照れながら回想した。 スタジオでは笑い飯が「M-1グランプリ」に挑み続けた歴史もおさらい。2009年に「鳥人」のネタで会場を圧倒し、優勝が確実視される中、笑い飯が「ラグビー」と呼んでいる通称「チンポジ」のネタでチャンスを逃したという話題や、西田がかわいがっている後輩・デルマパンゲ迫田が語る“西田との夜 三部作”、「M-1」敗戦の夜にオリエンタルラジオを交えて開催された狂宴“オールナイト武勇伝”といったエピソードでも盛り上がった。「M-1」のタイトルを獲得しようともがいていた笑い飯の裏話、小籔の存在を恐れながらも「前へ前へ」と意気込む「M-1」マニア・「Mおじ」こと武智の奮闘、そして最後に笑い飯が口にするお互いへの今の思いにも注目してみては。 番組はTVer、カンテレドーガで9月8日(日)13時59分まで見逃し配信中。