【ボクシング】東京ドームの主役は俺! 世界初挑戦の元K―1王者・武居「一番目立つ試合を」
◇プロボクシングWBO世界バンタム級タイトルマッチ12回戦(2024年5月6日 東京ドーム) 34年ぶりに東京ドームで開催されるプロボクシング興行の公式記者会見が4日、横浜市内のホテルで開かれた。世界タイトルマッチ4試合に出場する王者と挑戦者が登壇し、それぞれ抱負を語った。 元K―1王者でWBO世界バンタム級10位の武居由樹(27=大橋)は同級王者・ジェーソン・モロニー(33=オーストラリア)を相手に世界初挑戦に臨む。 「いつも通り研ぎ澄ませてきた。あと2日気を抜かず、楽しみながら迎えたい」と意気込みを示した。21年3月にキックボクシングから転向し、ここまで全8戦連続KO勝利中。日本人初のK―1&ボクシング世界王者へ「大きい舞台ですし、自分が一番目立つくらいの試合を見せたい。バチッと倒して勝ちたい」と闘志を燃やした。 挑戦を受けるモロニーは「エキサイティングな試合を見せたい」と気合十分。「彼(武居)は世界王者になろうとしていると思うけど、私も今までで一番のコンディションで来ている」と腕をぶした。