『国連を支える世界こども未来会議』のキッズアンバサダーがノーベル平和賞受賞者たちに「平和実現に向けたアイデア」を披露
小学生が集まってSDGsの観点から平和で豊かな未来の世界について考え、そして議論する『国連を支える世界こども未来会議』のキッズアンバサダー3人が11月6日、5人のノーベル平和賞受賞者に自分たちが考えた「平和実現に向けたアイデア」を披露した。 『国連を支える世界こども未来会議』は、2019年に東京オリンピック・パラリンピック公認プログラムとしてスタートした「BEYOND2020NEXT FORUM」から創出されたもの。世界のこどもたちが集まり、SDGsを軸に平和で豊かな世界について語り合う「ピースコミュニケーション」の場としてピースコミニュニケーション財団が毎年開催している。今年2月には国連本部より「The Children’s Conference of the Future in Support of United Nations」とタイトル認定され、7月には米ニューヨークの国連本部を訪問し3月に東京で開催した「第3回国連を支える世界こども未来会議」の議論の結論をまとめたアイデアブックを国連に提出した。 この日、ニューヨークを訪問した佐藤和奏さん、柏木いろはさん、市川昂君が都内で行われた「SDGsグローバルガバナンスサミット2023」に登壇。同サミットは世界平和のルール作りを推進する「ユナイテッド・ピース・インターナショナル(UPI)」が主催するもので、その考えに賛同したジョディ・ウィリアムズ氏ら6人のノーベル平和賞受賞者が講演を行った。
その講演後に3人はそれぞれのプランを英語で披露。 佐藤さんは「平和について考えたことはありますか? 私たちのチームは平和について話し合い、平和が達成された世界の絵を描きました。平和は私たちの未来を明るくするために欠かせないものです。私たちは平和を達成するために、フレンドシップの達成が重要です。それはコミュニケーション、愛、信頼といった人々にとって重要なコンセプトに関係しているからです。フレンドシップがないと、家族はバラバラになり、私たちは友達と楽しく遊べず、学校で安心して勉強できず、大人は一緒に仕事することができない。私たちが描いたように、一緒に手をつなぎ、もっと仲良くなってほしいです。みんなのために明るい未来を作り、平和な地球を一緒に作りましょう」と「フレンドシップ」の大事さを提唱。