大谷翔平 弾丸打球で一、二塁間突破の右前打 シーズン最終盤に9試合連続安打 スミスの同点2ランに大喜び
「ドジャース-パドレス」(26日、ロサンゼルス) ドジャースの大谷翔平選手は2点を追う六回先頭の第3打席で右前打を放った。これで9試合連続安打となった。 【写真】Tシャツ姿で試合前練習する大谷 上腕二頭筋がエグすぎてはち切れんばかり 直前の六回表に1点を追加され、パドレスがリードを広げた中で迎えた第3打席。初球のバックドアをスイングして行くもファウルとなった。2球目は見極めて平行カウントに。3球目の甘いカーブを振り抜き、強烈な打球で一、二塁間を破った。 スタンドは息を吹き返したように盛り上がったが、ベッツ、フリーマンが相次いで凡退。その間に大谷は三塁まで進んだが、T・ヘルナンデスも倒れて無得点に終わった。パドレスの先発・マスグローブの変化球に打線が対応できていない状況だ。 それでも七回、無死一塁からスミスがバックスクリーンへ同点2ランを放つと、ベンチにいた大谷はすぐさま立ち上がって最前列へ。絶叫してガッツポーズを繰り出すと、隣にいたフリーマンと歓喜のハイタッチをかわした。 第1打席は相手のシフトに阻まれての遊ゴロ。第2打席では変化球を引っかけての一ゴロに倒れ、ベンチに戻る際にスイングの軌道を確認していた。