好調の皿屋豊、重馬場は大歓迎「相手が嫌がってくれる分こっちはありがたい」/KEIRINグランプリ2024シリーズ
静岡競輪「KEIRINグランプリ2024(GP)」シリーズが28日に開幕する。8Rの「寺内大吉記念杯」S級予選に出場する皿屋豊(42歳・三重=111期)に話を聞いた。 俺の時期がやってきた! とばかりに調子を上げているのが皿屋豊だ。11月の伊東FIで11節ぶりの決勝進出を果たすと、続く和歌山FIは連勝で決勝へ。決勝は6着に終わったが、4月以来の2節連続優出を決めた。 「いつも通りですね(笑い)。寒くなって調子が良くなってきた。体が動く。重いのは苦ではないので。むしろ相手が嫌がってくれる分、こっちはありがたいです」 前検日は強風が吹き、指定練習に乗った選手が「風が強い」と警戒を強めていた。皿屋にはうってつけだろう。 「静岡は初めてなんです。あ、卒業記念以来。デビューしてからは初めて。あとは立川だけ。それで全場達成です」 初日は高橋晋也、一戸康宏との3分戦。高橋が1番車、一戸が2番車で皿屋が3番車だ。 「うーん、車番が良くないなぁ。どうしようかなぁ。2着権利ですもんね。高橋君に前を取られたら苦しくなっちゃうなぁ。でも今回は久々にしっかり練習ができたので楽しみなんですよ。頑張ります」 得意の重走路で今の勢いなら、車番の不利も克服してしまうかもしれない。(netkeirin特派員)