「食の未来」目指す新橋・虎ノ門 外食7店がサステナメニュー提供 UR都市機構が開発
新橋・虎ノ門エリアを「食」のイノベーション地域にする動きが始まった。 まちぐるみで食の未来を拓こうと独立行政法人都市再生機構(「UR都市機構」)は、Sustainable Food Asiaおよびリバネス、グー・チョキ・パートナーズと共同で、同地域の外食7店舗で、食領域のスタートアップ企業の協力により開発した、サステナブルな食材を使ったオリジナルメニューを期間限定で提供。その試食会が10月23日に開かれた。 同エリアにある食領域のスタートアップ企業と地元飲食店が共同開発したコラボメニューは全7種類。植物由来の食材だけで作ったピザや、卵不使用のどらやきなど地球環境やサステナブルに対応したメニューを用意している。このエリアは交通の利便性が高く、地域内には1000を超える飲食店が乱立。昨年から海外からの観光客も増えている。UR都市機構など4社は、食の未来を視野に入れ「フードテック」をテーマとしたロボメニューを披露した。 試食メニューは白老食堂の「廃棄されることの多いおからを使ったおからがんものスープカレー」、レイヨン・ドゥ・ソレイユの「グルテンフリーの大豆ミートキーマーカレー」、鯨の胃袋の「廃棄される泡盛粕で培養した“うま藻”を使った、うま藻だし醤油と鯨のタルタル」、GOOD MORNING CAFE&GRILL虎ノ門の「タンパク質や鉄分など、栄養豊富なおからのグラノーラを使ったヨーグルト」、Come Backの「植物由来の食材のみで作ったプラントベースのデザートピザ、新正堂の「卵不使用のどら焼き」、Sustainable Food Labの「お米ではなく旬の野菜で彩ったベジライスを使ったヌードル」。