都市対抗のビデオ判定 対象範囲をプロ野球並みに
日本野球連盟(JABA)は10日、今年7月に行われる第95回都市対抗野球大会の運営委員会を開き、ビデオ判定の対象に全ての塁でのアウト、セーフの判定などを加えることを決めた。投球のストライク、ボールの判定などは対象外のままで、範囲はプロ野球の「リクエスト」制度とほぼ同じになる。 【写真まとめ】23年の日本選手権、度会らドラフト指名7選手 都市対抗のビデオ判定は、2021年の第92回大会で初採用され、当初は本塁打とエンタイトル二塁打の判定で疑義がある場合のみ適用された。22年の第93回大会以降は一、三塁の塁審を越えたファウルライン際のフェア、ファウルの判定と、内外野のフェンスやバックネット際の打球の捕球にも適用されるようになった。【円谷美晶】