ガッカリ…。U-23日本代表、アジア杯グループリーグ期待外れの選手(2)とんでもなく不調…。FWなのにゴールが取れない
サッカーU-23日本代表は、AFC U-23アジアカップ兼パリ五輪アジア最終予選・グループBで2位となり、決勝トーナメント進出を決めた。パリ五輪出場権獲得に向けて、前進しているが、全てが順風満帆というわけではない。今回はグループリーグで本来のプレーを見せられなかったU-23日本代表の選手を紹介する。
FW:細谷真大 生年月日:2001年9月7日 U-23中国代表戦:先発出場、90分に交代 U-23UAE代表戦:74分から途中出場 U-23韓国代表戦:82分から途中出場 細谷真大は、2024年に入って不振が続いている。U-23アジアカップのグループリーグでも、復調の兆候はなかった。 初戦のU-23中国代表戦は、前半に西尾隆矢が退場となったことが影響して、守備のタスクが多くなった。終盤まで強度の高いプレッシャーをかけ続けて、勝利に貢献する働きをしたと言えるだろう。ただ、欲しかった得点はなく、第2戦のU-23UAE代表戦では途中出場で再三訪れたチャンスを活かせていない。 それでも第2戦は勝利を収めたため、まだ問題はなかったが、グループ首位通過を懸けた第3戦のU-23韓国代表戦は、1点を追いかける状況での途中投入で、細谷の仕事ははっきりしていた。しかし、86分に決定的なシーンで放ったヘディングシュートを決められず、チームは0-1で敗れてしまった。 所属する柏レイソルで今季無得点が続いている細谷は、フル代表として出場したAFC アジアカップでも不発だった。公式戦で最後にゴールを決めたのは昨年11月のことで、約5カ月得点から遠ざかっていることになる。パリ五輪で勝ち上がるために、エースの調子をいまから上げておきたいのは確かだとしても、出場権を手にする前につまずいては元も子もない。大岩剛監督が、不振が続くエースを決勝トーナメントでどう起用するのかにも注目だ。
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