ベンチからスコアボードを見つめる新井監督（撮影・市尻達拡）

　「広島０－１中日」（５日、マツダスタジアム） 　広島が今季初の完封負けを喫し、連勝が３で止まった。新井貴浩監督は八回の右翼手・田村の適時失策について、「攻めていった結果なので、そこはまた練習していってもらいたいね」と前を向かせた。 　０－０の八回は先発・九里が無死二塁のピンチを招き、５番・細川の打球は右前へ。右翼手・田村はファンブルしてしまい、二走の生還を許し、結果的にこれが決勝点になってしまっていた。新井監督の一問一答は以下の通り。 　－先発・九里は素晴らしい投球だった。 　「開幕戦もナイスピッチングだったけど、それ以上にナイスピッチングだった。なんとか勝ちを付けてあげたかったけどね。腕の振りも良かったし、真っすぐも走っていたと思います。ナイスピッチングだったです」 　－柳から得点を奪えず。 　「ヒットは５本かな。結構いい反応してたなと。好投手なので点を取るのは難しいけど、昨年の対戦より各打者良い反応していたなと。そう思いました」 　－良いプレーがたくさんあった中で１つのミスが失点につながった。次に生かしてもらいたいところか。 　「もちろん、もちろん。攻めていった結果なので、そこはまた練習していってもらいたいね」 　－際どい判定が続き、序盤にリクエスト権が消滅した。 　「向こうも良いピッチャーだったからチャンスは少ないと思っていたので、際どいのはどんどんリクエストして行こうと思っていました」 　－２軍では右肘の張りを訴えていた森下投手が６回２失点で実戦復帰した。 　「彼の場合はしっかり投げられるか投げられないかなので、結果ではなくね。しっかりと投げられたという報告を聞いているので、また明日の状態を確認してから考えていきたいと思います」