都会の喧騒を忘れる〈ル・プーレ ブラッスリーうかい〉は、大人の薄暮デートにピッタリ!
テラスで過ごすのにいい季節がやってきた。東京・大手町にある〈ル・プーレ ブラッスリーうかい〉は、都心にありながらも緑豊かなテラスを備える。彼女を誘えば、「こんなに静かでみずみずしい場所があったなんて!」と、喜ぶこと間違いなし。
ランチやディナーを、緑豊かな空間で楽しめるのが、〈ル・プーレ ブラッスリーうかい〉。夕暮れに彼女とともに訪れ、席に案内されると、東京・大手町という都会の真ん中ということを瞬時に忘れてしまうほどの気持ちよさ。
今夜のスターターは“シャルキュトリー盛り合わせ”、メインは店自慢の“ロティサリーチキン”にした。ワインのセレクションのよさで定評があるこちらのお店。合わせるワインを相談したところ、提案されたのは、スペインのプレミアムビール“イネディット”(2900円/ボトル)。〈エル・ブジ〉のシェフ、フェラン・アドリアと〈エル・ブジ〉のソムリエチーム、そしてスペイン・バルセロナのビールメーカー〈ダム〉のブラウマイスターによって作られた、究極のプレミアムビールである。 まずは彼女と、ワイングラスに注がれた“イネディット”で乾杯!
“シャルキュトリー盛り合わせ”は、生ハム、サラミ、パテ、リエット、コルニッションという充実した内容。注文を受けてから極薄に手切りする生ハムはふわふわ食感、手作りのパテやリエットは、熟成感があるのにフレッシュな印象。
“イネディット”は、柑橘や甘いスパイスや酵母の香りが漂い、すっきりとした飲み口で爽やかながら、長い余韻が楽しめる。あらゆる料理との相性を考えて作られたということもあり、“シャルキュトリー”はもちろん、続く“ニース風サラダ”にもぴったり。 “ニース風サラダ”は、みずみずしいグリーンサラダの上に、ゆで卵、スペイン風ポテトサラダ、パプリカのマリネなど、いずれも手間をかけて仕込んだ味わいが一堂に。
メインは、同店自慢の“ロティサリーチキン”で。フランスから直輸入した専用のオーブンで、丸鶏を40分ほどかけてじっくりと焼き上げる。 やわらかな肉質で、繊細な味わいが特徴の〈薩摩悠然(ゆうぜん)鶏〉を丸ごと使い、下味はシンプルに最低限の塩とスパイスのみ。ゆっくりと火を入れて、テーブルには焼きたてが届けられる。 まずは、胸肉から。これまで味わったことのない、しっとりととろけるような食感に驚く。さらに、旨味たっぷりのもも肉へと食べ進めよう。こちらは、添えられる自家製ハーブ塩や、鶏ガラから取ったグレービーソース、キノコのクリームソースなどを付けながら堪能する。