国学院大が優勝への望みをつなぐ2連勝で勝ち点を4に／東都
東都大学野球秋季リーグ第5週第2日（23日、国学院大7－1東農大、神宮）2回戦が行われ、勝ち点3で2位の国学院大は東農大に7－1で勝利し、勝ち点を4とした。1敗でもすると優勝の可能性が消滅する崖っぷちからの4連勝。土俵際で踏みとどまり、望みをつないだ。 今秋ドラフト候補の最速153キロ右腕、国学院大・坂口翔颯（かずが）投手（4年、兵庫・報徳学園高）が1－7の九回から救援登板。1回17球を投げ、無安打無失点でドラフト前ラスト登板を終えた。 今春リーグ戦中に負った右ひじの故障により、今秋も出遅れていた4年生。シーズン終盤に復帰し、頼れるエースとしてチームの雰囲気を底上げした。坂口は「最後になってしまうかもしれない試合。点差も開いている中で自分をマウンドに上げていただいている意味を考えたら気持ちが入った」と目を潤ませながら語った。 24日のドラフト会議については「どこの入団にご縁があるかわからないので指名していただくのを待つだけ」と前を向いた。
