この日からスタートした秋季練習でキャッチボールするロッテ・佐藤

　ロッテの秋季練習が18日、ZOZOマリンスタジアムでスタートした。パ・リーグ3位でCSファーストステージに進出したものの、1勝2敗で敗退。ベテランやオーバーホールが必要な先発陣、フェニックス・リーグ参加中の若手らを除く19選手が来季に向けて再始動した。 　福浦ヘッド兼打撃コーチは「3日間休んだので、今日は体慣らしみたいなもの。来年に向けて、しっかり目的意識を持って、個々の足りなかったところをやっていきたい」と話した。この日は投手陣はランニングとキャッチボール程度だったが、野手陣は小雨の降る中、ティー打撃、フリー打撃、ロングティー打撃などにも汗を流した。 　今季116試合に出場し、リーグ4位の打率・278、5本塁打、45打点、球宴にも初出場し、第2戦で史上最多タイの1試合5安打を記録して最優秀選手賞を獲得した佐藤都志也（26）は侍ジャパンに選出されており、現在は11月に開催される国際大会「プレミア12」の調整期間でもあるが、急に技術は変わらないと思うんですけど、やるべきことをやっていけたら」と話した。 　東洋大時代に日本代表は経験。プロでは初の代表となる。「侍ジャパンは個々の成績というより勝ちにこだわるもの。結果が凡打でも1点入れば僕の中ではOKだと思うので、そういう考えを常に持ってやっていきたい」と心構えを明かし、「代表に行く以上はロッテの名前を背負っていかないといけない。あいつらのお陰で勝てたというニュースがあれば、もっとロッテの知名度も上がるかなと。爪痕は残したい」と意気込みを語った。