400年前の風情「サムライロード」外国人観光客復活 妻籠宿は過去最多 定番「スノーモンキー」も人気
宿場の整備・保存に取り組む「妻籠宿を愛する会」によりますと、今年度、歩いて妻籠宿を訪れた外国人は12月末で3万6162人。 コロナ禍前の2019年度(3万5971人・同時期比)を上回り、過去最多を更新しました。
妻籠宿を愛する会・藤原義則理事長: 「(妻籠宿が)にぎやかになるので地元の人たちにしてみれば、非常に楽しいことだと思う。(来て)がっかりというオチがつかないように景観を守っていく必要があるなと思う」
こちらはアメリカから来たジョバンニ・マシアスさん(33)とロージ・キンタイさん(33)。 宿場の民芸店に立ち寄りました。
アメリカから・ロージ・キンタイさん: 「こけし ALL THEM SO CUTE」 家族へのお土産などを購入―。
店員: 「どこの国から来たの?」 アメリカから・ロー ジ・キンタイさん: 「カリフォルニア USA」 店員: 「ありがとう、遠い所を」 折り紙の手裏剣をプレゼントされました。
アメリカから ジョバンニ・マシアスさん: 「家族へのお土産に木で作られたポストカードやマグネットを。母は(マグネットを)集めるのが大好きなので、1つ持って帰りたいと思いました」 2人は2週間の予定で日本へ。これまでに奈良や京都を訪れています。 アメリカから ロージ・キンタイさん: 「(京都の)任天堂よ。私の名前はロージで小さい時、いとこは私を『ヨシ』と呼んだ。だからヨッシー(ゲームのキャラクター)は一番お気に入りなの」 妻籠宿の訪問は旅の途中、インターネットで探して決めたそうです。
アメリカから ロージ・キンタイさん: 「とても美しいと思う。私は歴史が好きな。大都市の外にある古いまま保存された街は本当に美しい」 アメリカから ジョバンニ・マシアスさん: 「素晴らしい街道や南木曽、長野、全てが新しい。楽しい体験ができる。だからここにいるんだ、ここは世界一だよ」
コロナ禍前のにぎわいが戻った冬の信濃路。 多くの外国人観光客が思い思いのスタイルで満喫しています。
長野放送