パリパラリンピック車いすテニス金メダリスト・小田凱人の勝負曲は
秋と言えば“読書の秋”、“食欲の秋”、“芸術の秋”などいろいろありますが、“スポーツの秋”も外せません。特に今年は「パリ2024オリンピック・パラリンピック」が開催され、アスリートの真剣勝負に世界中が沸きました。そこで音楽ナタリーでは秋の特別連載「アスリートの勝負曲」を展開中。日本中に感動を届けてくれたアスリートは試合前、または普段どんな音楽を聴いているのかを探るべく、アンケートを実施しました。ラストを飾るのは「パリ2024パラリンピック」の車いすテニス男子シングルスで、同種目史上最年少金メダルを獲得した小田凱人さんです。 【動画】小田凱人がテニスで表現したいことを歌で表現しているFIRE BALL「Dreamer」 構成 / 丸澤嘉明 ■ あなたの勝負曲は? FIRE BALL「Dreamer」 ※編集部注:「Dreamer」のMVには山本“KID”徳郁の妹でレスリング選手だった山本聖子ら多数のアスリートが友情出演している。 ■ その曲のどんなところが好きですか? また曲を聴くとどんな気持ちになりますか? 「Dreamer」という曲名にビビッと来たのと、歌詞が僕にピッタリで僕がテニスで表現したいことを歌で表現しているところが何より好きです。 ■ その曲を知ったきっかけは? この曲を知ったきっかけが僕のヒーロー山本“KID”徳郁さんで、KIDさんと交流のあるレゲエクルーの皆さんとして知り、今はその曲名を僕の代名詞として表現しています。 ■ アーティストへのメッセージ FIRE BALLの皆さん、いつもこの曲を聴いてテンション上げてます! 僕もKIDさんみたいにカッコいい人になりたいなって思ってます! ■ 小田凱人 2006年生まれ、愛知出身のプロ車いすテニス選手。9歳のときに骨肉腫が原因で車いす生活になり、10歳で車いすテニスを始める。2023年開催の全仏オープンで優勝し、グランドスラム史上最年少優勝(17歳1カ月2日)を達成したほか、同年のウィンブルドン、2024年開催の全豪オープンも制覇。そして「パリ2024パラリンピック」の車いすテニス男子シングルスでも金メダルに輝いた。残す4大大会は全米オープンのみで、優勝すればゴールデンスラムの偉業を達成することになる。 TOKITO 凱人 (@OdaTokito) / X 小田 凱人 | it was all a dream - Instagram