【巨人】3回に打者15人攻撃で11得点 9者連続安打の球団記録、1イニング12安打のセ・リーグ最多記録に並ぶ
◆日本生命セ・パ交流戦 巨人―ロッテ(4日・東京ドーム) 3回に同点に追いつかれた巨人がすぐさま反撃。打者15人攻撃で大量11点を挙げた。 【動画】セ最多タイに並んだ!12本目の安打は立岡 4回先頭のヘルナンデス外野手、吉川尚輝内野手が連続左前打で無死一、二塁とすると、岡本和真内野手も三遊間を破る左前タイムリーで続きヘルナンデスが生還。坂本勇人内野手の遊撃内野安打で無死満塁とチャンスを広げ、立岡宗一郎外野手が2打席連続タイムリーとなる中前打を放ち4点目。立岡は「繋ぐことを意識していました。ヒットになって良かったです」とコメント。 なおも無死満塁から右前適時打の岸田行倫捕手は「良い流れでまわってきたので、僕も続きたいと思っていました。嬉しいです」と歓喜。右前タイムリーで続いた泉口友汰内野手も「みんなの流れに乗りたい気持ちでのぞみました。次に繋げられて良かったです。ここからもっと引き締めて試合にのぞみます」と大量リードにも気持ちを切り替えていた。 さらに先発の山崎伊織投手も左前打適時打、丸佳浩外野手も左前打を放ち、この回無死のまま球団記録(1996年7月9日の広島戦)に並ぶ9者連続ヒットで7点を加え、ロッテの先発・小島和哉投手をノックアウト。丸は「良い流れで打席に立つことができ、タイムリーにつながりました。良かったです」とコメント。 2番手で二保旭投手が登板し、ヘルナンデスは空振り三振に倒れたが、巨人打線の勢いは止まらず、吉川はこの試合3本目のヒットとなる投手強襲適時打、岡本和も2打席連続タイムリーとなる左前打、坂本は押し出し四球、立岡は3打席連続ヒットとなる左前2点適時打で2点を追加。この回、打者15人攻撃で11点を挙げ、13―2と大量リードを築いた。 この回2本のタイムリーを放った岡本和は「いい流れに乗れ、ヒットに繋がったと思います。すごくうれしいです」と喜びのコメント。3打席連続ヒットに立岡は「もう必死です。もう1点もう1点と考えながら打席に立ち、点に繋がったことはすごくうれしいです」と語った。 1イニングでの12安打はセ・リーグ最多に並ぶ記録となった。
報知新聞社