【速報】後半戦初戦の中国戦に勝利。“アウェイキラー”の小川航基の2ゴールなどでアウェイ2連戦を連勝で終える|日本代表
【サッカー日本代表 ニュース】日本代表は19日、2026年ワールドカップアジア最終予選第6戦で中国代表と対戦。小川航基の2ゴールなどで3-1の勝利を飾った。 ●【速報】今日こそ“正真正銘”の先制弾!久保建英のCKから小川航基が技ありヘッドで合わせた!
立ち上がりは静かな展開となった。中国代表が中盤をダイヤモンド型の[4-4-2]を採用してきたことで中央へのパスコースが閉じられ、攻めあぐねる時間が続く。組み立て役の田中碧がほとんどボールに触れず、1トップの小川航基へのルートも上手く消されてしまったことでなかなか敵陣でプレーする時間を増やせなかった。 それでも、24分にようやくいい形を作り出す。遠藤航のパスカットをきっかけに右サイドで久保が前向きでボールを持ち、カットインしていきながら左サイドの中村敬斗へラストパス。これを受けた中村敬斗のシュートは枠を外れてしまったが、この時間帯辺りから日本の攻撃にリズムが生まれ始めた。 そして、38分に久保建英がミドルシュートを放ちCKを獲得すると、その直後のCKから先制点を奪う。久保建英の左CKに合わせたのは小川航基。強烈なヘディングシュートを突き刺した。さらにアディショナルタイムにも追加点を奪う。今度は伊東純也の右CKをニアで町田浩樹が合わせ、ファーサイドに流れたボールを板倉滉が頭で押し込む。理想的な時間帯で2点目を挙げ、前半を折り返した。 ところが、後半はまさかの形で幕を上げる。キック早々の49分に中盤でつぶし切れず、自陣にボールを運ばれてしまうと、右サイドから左サイドへと大きく揺さぶられ、エリア内でフリーの状態を作られてしまう。懸命な守備も間に合わず、リン・リャンミンにゴールを許してしまった。 しかし、いまの日本はすぐに悪い流れを断ち切る力を備えている。54分に右サイドで受けた伊東純也が鋭いフェイントで対峙した相手を完全に外し、柔らかいクロスを入れる。これにファーサイドで合わせたのは小川航基。得意のヘッドで丁寧に流し込み、再びリードを2点に広げた。 その後は、ゲームも落ち着きを見せはじめ、その中で訪れたピンチではGK鈴木彩艶がファインセーブでしのぐなど、着実に時計の針を進めていき、3-1のままタイムアップ。難しいアウェイ2連戦を連勝で飾り、今年の活動を充実の内容で締めくくった。