新ドラマ「放課後カルテ」に出演する（左から）田辺誠一、吉沢悠、加藤千尋

　俳優の田辺誠一（55）、吉沢悠（46）、元「BiSH」の加藤千尋（セントチヒロ・チッチ、年齢非公表）が10月12日スタートの日本テレビ系連続ドラマ「放課後カルテ」（土曜午後9時）に出演することが15日、分かった。 　日生マユさんの医療漫画が原作で、小学校の保健室を舞台にしたヒューマンドラマ。俳優の松下洸平（37）が主人公の学校医・牧野を演じ、女優の森川葵（29）が牧野の赴任する小学校の教師・篠谷役。タレントのホラン千秋（35）、平岡祐太（40）、高野洸（27）、六角慎司（52）の4人も小学校の教師役で出演する。 　新たに決定した3人の新キャストは牧野が小児科医として勤務していた大学病院の関係者らを演じる。 　牧野が勤めていた大学病院の小児科医局長で、牧野に小学校へ行くよう辞令を下す上司・高崎を演じる田辺は「牧野先生は正直でウソがない。それ故に誤解を受けたり摩擦が生まれる。そんな牧野先生だからこそ見抜ける真実がある。その真っすぐで正直なキャラクターは何度か共演している松下くんそのものだと思いました。牧野先生は子どもたちから何を学ぶのか、上司として厳しくも温かく見守りたいと思います」とコメント。 　吉沢は牧野が大学病院に勤務していた頃の指導医・咲間役。「子どもに潜む病気に不器用な牧野先生が気づく事で、子どもの心に触れていく様が描かれます。世の中で大人が気づいてあげられる事がもっと日常的になる”キッカケ”のドラマになればと思っています。咲間は誠実な人柄の松下洸平さんとのシーンが多いので、丁寧で真実味のある撮影になると感じています」と見どころをアピールした。 　病気を診ることを突き詰める牧野に日々振り回されていた看護師・吉田役に挑む加藤は「こんなに温かい作品に参加できることを誇らしく思いました。昔の私は保健室に逃げたくても逃げられなかった子どもでした。だからこそ、こんな先生が保健室にいたらもっといい日々だったかもと感じています」と自身の過去も振り返りながらコメント。主演の松下について「お芝居にも音楽にも全力でまっすぐなイメージがあって、同じ八王子出身としても初めて共演できることをとてもうれしく思います」と喜んだ。