アパレルECのハースト婦人画報社、古着買取「ラグタグ」、白洋舍の3社でキャンペーン。キーワードは“持続可能な”スタイル
ハースト婦人画報社はECサイト「ELLE SHOP(エル・ショップ)」で、洋服クリーニング業の白洋舍とブランド古着の買取サービス「ラグタグ」のティンパンアレイと提携したキャンペーンを7月8日から8月31日に施する。 キャンペーン期間中に対象店舗の店頭で「ELLE SHOP」アプリのダウンロード画面を提示すると、白洋舍では購入金額から300円の割引、「ラグタグ」では買取額を5%引き上げる。キャンペーンを通じ、販売する洋服を顧客がメンテナンスし、長く愛用することを推進する。対象店舗は白洋舍および「ラグタグ」の一部店舗。 キャンペーンの名称は「スローワードローブ プロジェクト」。「スローワードローブ」は、洋服を大切にする持続可能なファッション ライフスタイルを指す。「スローワードローブ」によるメリットは次の通り。 ・消費者の意識改革:洋服を大切にする文化を醸成し、持続可能な消費行動を促進 ・環境保護:洋服の廃棄量を減らし、資源の無駄遣いを防ぐ ・経済的価値の創出:中古市場での再販により、洋服の価値を最大限に活用
「ELLE SHOP」の専用ページから、白洋舍のサービス「らくらく宅配便」、ティンパンアレイが『ラグタグ』で展開するサービス「宅配買取」の申し込みを行った顧客を対象に、金額に応じた「エル・ショップ」ポイントを付与する。今後は3社のアプリ連携によるシームレスな相互送客を視野に入れており、顧客の利便性アップと洋服のライフサイクル長期化をめざす。
白洋舍は、クリーニングメンテナンスによるお気に入りの服の長い愛用を支える。ティンパンアレイは、ユーザーが着られなくなった洋服を再販し、新たな持ち主のもとで再び愛用されることに貢献する。 2024年4月に「ELLE SHOP」が実施したアンケートでは、ユーザーの71%が「価格が少し上がっても、より環境や人権に配慮した、サステナブルなアイテムを選びたい」と回答している。調査期間は2024年4月19日~4月25日。調査機関はWebアンケートによる自社調査で、調査対象は「ELLE SHOP会員」。有効回答数は638件。 持続可能なファッションに向けてさまざまな取り組みを行うハースト婦人画報社の「ELLE SHOP」は、販売する洋服を顧客がメンテナンスし長く愛用することを推進するため、2社との提携を決めた。