【ハイライト動画あり】三菱重工East、日本通運のミスを得点につなげて勝利。都市対抗野球
「第95回都市対抗野球大会」、7月28日(日)の10日目。第3試合は、第88回大会(2017年)の準決勝で対戦した日本通運(さいたま市)と、三菱重工East(横浜市)が、ベスト4最後の椅子を争った。 【ハイライト動画】準々決勝 三菱重工East vs. 日本通運|相手のミスを得点につなげた三菱重工が勝利
三菱重工Eastは1回裏に日本通運・先発の前田敬太の立ち上がりを攻め、四球と連打で無死満塁のチャンスに4番・小柳卓也がセンターへ犠牲フライを放って1点を先制。さらに江越海地のタイムリーで2点のリードを奪った。
日本通運は3回まで毎回走者を出したが、3イニング連続でダブルプレーの拙攻。4回裏には添田真海の安打と相手失策で二死2・3塁としたが、田中滉伸がライトフライに倒れて得点はならなかった。
三菱重工Eastは、5回裏に一死1・2塁の場面から山中凌真のファーストゴロでダブルプレーを狙った一塁手が悪送球した間に1点を追加。7回裏にも二死2・3塁からけん制悪送球と、相手のミスでリードを広げた。
三菱重工Eastは先発の大野亨輔が5イニングを投げ、2番手の長島彰も2イニングを無失点と、投手陣が日本通運に反撃を許さなかった。8回からは1回戦で完封勝利をマークした本間大暉が登板して逃げ切り、三菱日立パワーシステムズ時代の第88回大会以来となるベスト4進出を決めた。
日本通運は8回まで散発の3安打と打線が振るわなかった。9回表に4番・沓澤侑輝がライトスタンドへ意地の一発を放ったが、準優勝した第88回大会以来となる準決勝進出はならなかった。
◆試合結果 日本通運|0 0 0 0 0 0 0 0 1|1 三菱重工|2 0 0 0 1 0 1 0 X|4 ◆投手 ・日本通運:前田敬太、松澤海渡、中田浩貴、和田悠佑、相馬和磨 ・三菱重工:大野亨輔、長島彰、本間大暉 ◆本塁打 ・日本通運:沓澤侑輝(9回ソロ) 文:大久保泰伸
大久保泰伸