【RIZIN】篠塚辰樹、ベアナックルで有明大会に参戦「俺が日本に持ってきた。いい勝ち方で超RIZIN.3も出たい」
29日開催の『Yogibo presents RIZIN.46』(有明アリーナ)の記者会見が11日に都内で行われ、バンテージのみを巻いて戦う「ベアナックル」ルールの試合に元Krush王者の篠塚辰樹が参戦することが発表された。対戦相手は「X」とされ、外国人・日本人問わずにこのルールで戦える選手を調整中。 【会見動画】RIZIN篠塚辰樹、ベアナックルでRIZIN有明大会に参戦 今年2月、アメリカでベアナックルの試合を行う団体『BKFC』の試合を現地観戦した榊原CEOは「たぶん世界中で行われている格闘技の中で一番バイオレンスで刺激的なルール。まだ見たことがない人が観戦したら、ちょっと引くかもしれないくらいエグい」とこのルールの過激さを説明。 そんな危険なルールの試合に、自ら名乗りを上げた篠塚は、Krushフェザー級王者で昨年大みそかの『RIZIN.45』で初参戦すると、BreakingDownで勢いに乗る冨澤大智から2度ダウンを奪い大差で判定勝利した。先月にKrushを離脱し、新たな挑戦として過激な試合に挑む。 もともとは今月27日にアメリカで開催されるBKFCに参戦予定だったが、『RIZIN.46』の注目カードだった鈴木博昭vs.YA-MANが中止(YA-MANの負傷)となったため、BKFCからの提供試合という形で実現が決定した。 会見に覆面をかぶった3人を引き連れて登場した篠塚は「K-1に高い違約金を払って自由になったBLACK ROSEの辰樹です」とノリノリであいさつ。「今回は俺がベアナックルを日本に持ってきたんで、絶対に勝ってBKFCチャンピオンのジョン・ドッドソンもシバこうと思ってるんで、みんな楽しみにしててください」と宣言した。 榊原CEOは「MMAのオープンフィンガーグローブが当たったときは『パチン』って響く音がするけど、素手のパンチは『ドスッ』ってえげつない音がする」と語ると、篠塚も「プロの本当のケンカみたいな感じで一発もらったらヤバいけど、俺も一発当てたら相手も終わりなんで」と危険性は認識したうえで、笑顔を浮かべて試合が待ち切れない様子だった。 盟友・平本蓮から「めちゃめちゃアドバイスもらってます」と自信ものぞかせ、「いい勝ち方ができたら俺も『超RIZIN.3』に一緒に出たいですね」とBLACK ROSEの再共闘を見据えた。 ●『Yogibo presents RIZIN.46』対戦カード ◆追加カード ・ベアナックルルール(2分5ラウンド)60キロ 篠塚辰樹 vs. X ◆フェザー級タイトルマッチ 【王者】鈴木千裕 vs. 【挑戦者】金原正徳 ◆日韓対抗戦3番勝負 ・バンタム級 中島太一 vs. キム・スーチョル ・フライ級 神龍誠 vs. イ・ジョンヒョン ・バンタム級 倉本一真 vs. ヤン・ジヨン ◆ワンマッチ ・バンタム級 牛久絢太郎 vs. 太田忍 ・フェザー級 中原由貴 vs. ビクター・コレスニック ・フェザー級 山本空良 vs. イルホム・ノジモフ ・フェザー級 高木凌 vs. 西谷大成 ・ライト級 “ブラックパンサー”ベイノア vs. 井上雄策