本日はオスカルの誕生日! 『ベルサイユのばら』新場面写真&物語の始まりを彩る本編歌唱シーン公開
劇場アニメ『ベルサイユのばら』より、12月25日のオスカル誕生日を記念し、自らの信念に従って生きる、りりしく美しいまなざしのオスカルを映し出す新場面写真5点が解禁。さらに、音楽プロデューサーの澤野弘之が手掛けた15曲の挿入歌から、物語の始まりを彩り、作品そのものを表した歌詞を歌い上げる「The Rose of Versailles」の本編歌唱シーンが一部初公開となった。 【動画】「The Rose of Versailles」本編歌唱シーン 本作は、革命期のフランスで懸命に生きる人々の愛と人生を鮮やかに描いた池田理代子の漫画『ベルサイユのばら』を完全新作で劇場アニメ化。 1972年より「週刊マーガレット」(集英社)にて連載され、現在累計発行部数は2000万部を突破した漫画は、宝塚歌劇団による舞台化やテレビアニメ化など、数々の方面で社会現象を巻き起こし、少女漫画界に金字塔を打ち立てた。連載開始から50年以上の時を経てなお、全く色あせない『ベルサイユのばら』の世界。そしてオスカルたちの生き様。その物語が、新たな劇場版となって幕を開ける―。 監督は吉村愛、脚本は金春智子、キャラクターデザインは岡真里子、音楽プロデューサーは澤野弘之、音楽は澤野と共にKOHTA YAMAMOTO、そしてアニメ制作はMAPPAが担当する。 キャストには、将軍家の跡取りで、“息子”として育てられた男装の麗人オスカル・フランソワ・ド・ジャルジェを沢城みゆきが、オーストリア出身のフランス王妃マリー・アントワネットを平野綾が、オスカルの幼なじみの平民アンドレ・グランディエを豊永利行が、容姿端麗なスウェーデンの伯爵ハンス・アクセル・フォン・フェルゼンを加藤和樹が担当。 ほか、衛兵隊の一員で、オスカルも一目置くほどの剣の腕前を持つアラン・ド・ソワソンを武内駿輔、オスカルが近衛隊隊長を務めていたときに副官として従っていたフローリアン・ド・ジェローデルを江口拓也、パリの新聞記者でオスカルが市民の困窮を理解するきっかけを作った人物・ベルナール・シャトレを入野自由、ルイ15世の孫でマリー・アントワネットの夫・ルイ16世を落合福嗣、オスカルの父であり、ジャルジェ伯爵家の当主でフランス王室に忠誠を誓うジャルジェ将軍を銀河万丈、アンドレの祖母でオスカルの乳母・マロン・グラッセ・モンブランを田中真弓が務める。 主題歌は本作のために書き下ろした絢香による「Versailles - ベルサイユ - 」。ナレーションには、宝塚歌劇がきっかけで『ベルサイユのばら』の大ファンになり、本作への参加も自ら立候補したという黒木瞳が起用された。 オスカルの誕生日を記念して初披露となった場面写真に映し出されているのは、フランス革命期という激動の時代の中で、自らの信念に従って道を切り開いていくオスカルのりりしく美しいまなざしを映し出したシーンの数々。将軍家の跡取り“息子”として厳しく育てられたオスカルは、幼なじみ・アンドレとまるで兄弟のように一緒に成長する。やがて美しく誇り高いアントワネットに、若くして仕えることとなり、スウェーデン伯爵・フェルゼンとも運命的な出会いを果たす。オスカルは時代にほんろうされながらも、“女”として生まれ“男”として生きる中で、自らの人生に悩み、やがて身分や性別を乗り越えて、力強く、誇らしく選んだ道を進み、自分の人生を懸命に生き抜いていく。 本作の“最大の魅力”は、メインキャストらによる麗しい歌声と本作を物語る壮大な音楽の演出。この度、音楽プロデューサーの澤野弘之が手掛けた15曲もの挿入歌から、物語の始まりを彩り、作品そのものを表した歌詞を歌い上げる「The Rose of Versailles」の本編歌唱シーンが一部初公開。 この楽曲は、数々の人気作品の主題歌・挿入歌を手掛けてきた藤林聖子が作詞を担当し、沢城みゆき(オスカル役)、平野綾(アントワネット役)、豊永利行(アンドレ役)、加藤和樹(フェルゼン役)の4人のメインキャストが、圧倒的な歌唱力と表現力で「宿命さえ愛で貫いて生きる」「燃えるほど香り立つ情熱のままに」といった各キャラクターの心情を歌い上げている。さらに、壮大なスケールと映像美あふれるアニメーションが融合した映像になっている。「The Rose of Versailles (MovieEdit)」は12月25日より劇場公開に先駆けて配信開始している。 さらに、挿入歌「The Rose of Versailles」をはじめ、本作を彩る音楽が収録された“Song Collection”と“Original Soundtrack”の発売が決定。 音楽プロデューサーを務めた澤野弘之は「キャストの方が歌われた劇中歌とは別に、挿入歌としてコーラスをフィーチャーした楽曲や英語詞のロック曲も制作しました。劇中でのボーカルによるサウンドアプローチとの違いも楽しんでいただければ幸いです」とコメント。 劇伴制作をメインに担当したKOHTA YAMAMOTOは「本作は最新のアニメーション技術だけでなく、澤野さんの挿入歌を多く使用した音楽演出など、2025年公開作品としての現代的なエンタテインメント性も兼ね備えた作品だと感じています。そのため作品の見せ場の一つであるアクションシーンなどでは劇伴音楽としても現代的なアプローチを取り入れることで現代版の『ベルサイユのばら』を表現できればと考えました。その一方で登場人物の心情を表現するような場面などでは生楽器を使用したクラシカルなアプローチにすることで作品の世界観とのバランスを取るように心がけました」とコメントを寄せた。 このたび発売となる“Original Soundtrack”には、KOHTA YAMAMOTOによる本コメントを含むインタビューの全文が掲載されている。 劇場アニメ『ベルサイユのばら』は、2025年1月31日より全国公開。