琉球放送

普天間基地の名護市辺野古への移設工事をめぐり、沖縄防衛局は大浦湾側でのサンゴの移植作業をすべて完了したと発表しました。地盤改良工事に向けて準備を整えた格好です。 米軍普天間基地の辺野古への移設をめぐり沖縄防衛局は先月28日までに大浦湾側の埋め立て予定地に生息するサンゴの移植作業を完了したと9日、発表しました。 移植対象のサンゴは約8万4000群体で県によりますと先月27日までに移植を終えたと報告を受けたサンゴの数は6万群体以下に留まっていて、残る2万群体あまりの移植を実際に終えたのか沖縄防衛局に確認しています。 先月28日、防衛局は地盤改良工事に着手し海底をならすための「敷砂」の作業を 進めていてサンゴの移植完了によって本格的な工事に向けて準備を整えた格好です。