センバツ 「粘り勝つ」誓い新た 中央学院ナイン、選抜旗授与式 /千葉
3月18日に開幕する第96回選抜高校野球大会(毎日新聞社、日本高校野球連盟主催、朝日新聞社後援、特別協力・阪神甲子園球場)に出場する中央学院への選抜旗授与式が14日、千葉市中央区の毎日新聞千葉支局で催された。開会式の入場行進時に選抜旗を掲げる中村研心主将(2年)は「機動力と粘り強さで勝ちたい」と勝利を誓った。【林帆南】 【写真で見る歓喜の瞬間】歴代のセンバツ覇者たち 授与式には、県高野連の早川貴英会長、同校の横田一弘校長、相馬幸樹監督らと選手20人らが参加。伊藤一郎支局長から選抜旗を受け取った横田校長が中村主将に託した。 早川会長が「県大会で皆さんの試合を何回も見てワクワクしていた。『ここぞ』で打つ打撃力と投手力が素晴らしかった。思う存分戦ってきて」とエールを送った。横田校長は「県代表として元気いっぱいのプレーを見せられるように頑張ってきます」と応じた。 選抜旗を手にした中村主将は「重い。いろいろな人の思いが乗った選抜旗を受け取り、改めてセンバツに行くことを実感した」と話し、健闘を約束した。 颯佐心汰(さっさここた)副主将(同)は「課題の守備を重点的に練習してきた。多くの人に見てもらいたい」、飯山成夢副主将(同)は「自分たちの力が通用するのか楽しみ。チームの良いところを出し切りたい」と意気込んだ。 選手らはこの後、県庁などを表敬訪問。県庁では熊谷俊人知事に活躍を誓い、熊谷知事は「県民に勇気と感動を与えていただきたい。まず初戦を突破し、優勝を果たしてほしい」と激励した。相馬監督は「野球王国千葉を証明したい」と力を込めた。 大会には32校が出場。組み合わせ抽選会は3月8日、大阪市北区の毎日新聞大阪本社オーバルホールで行われる。