飼い主の留守中にあごのせしてくつろぐ犬の姿が話題に!その心理とは?|獣医師解説
飼い主さんがバタバタしながら出かけてしまい、留守番が始まりました。 写真は、X(旧Twitter)ユーザー@pelepeledogさんの愛犬・ペレくん(取材当時1才)です。飼い主さんが外出先で「大丈夫かな? 寂しくないかな?」と思いながらペットカメラを見ると、そこにはサイドテーブルにあごをのせてソファでくつろぐペレくんの姿がありました。 【写真】あおむけに寝転がるペレくん、耳がピロっ
「リラックスしながらテレビを見ていて安心しました」
このときは、飼い主さんに短時間だけ家を空けなければならない用事がありました。10分程度ですむ用事だったことと、急いでいたこともあり、ペレくんをケージに入れずに出かけたそうです。そして、ペレくんのことが心配になり外出先でペットカメラを見てみると、先ほどの状態でペレくんがくつろいでいたといいます。
最初に感じたのは「衝撃!」だった
飼い主さんはこの光景を目撃して、ペレくんが「あまりにも人らしい姿勢をしていたので衝撃を受けてしまいました」とのこと。それと同時に、ペットカメラ越しにリラックスしながらテレビを見るペレくんを見て、安心もしたそうです。 ちなみに、このとき部屋のテレビには動物番組が放送されていたとのこと。
帰宅すると、もう別の場所にいた
飼い主さんが帰宅すると、ペレくんはもう違う場所にいたのでソファの上でくつろいでいた時間は、そこまで長くなかったのでしょう。 飼い主さん: 「『ひとりで暇だし、ちょっとゆっくりするか~』ぐらいの気持ちでくつろいでいたんじゃないかなと思います。 以前からサイドテーブルに前足を置くことはありましたが、あそこまでリラックスしている姿は、今まで見たことがなかったです」
貴重なリラックス姿は「かわいい」と話題に!
飼い主さんがペレくんの様子をX(旧Twitter)に投稿すると、5,000回以上もリツイートされるほど話題に(2023年9月13日現在)。コメント欄には、「かわいすぎる」「もう、人間なのでは?」などの声が続々と投稿されました。
飼い主さんの留守中にあごのせする犬の心理
サイドテーブルなどにあごをのせる犬の心理を、いぬのきもち獣医師相談室の岡本りさ先生に聞きました。なかでも飼い主さんの留守中にこの行動をしている場合は、どのとうな気持ちが読み取れるのでしょうか。 岡本先生: 「飼い主さんがいなくてやることが少ない分、テレビの映像に集中(注目)していたのかもしれません。テレビを見るのにちょうどいい位置にテーブルがあったので、顔をのせたのではないでしょうか」 では、テーブルにあごをのせているとき、注意することはあるのでしょうか。 岡本先生: 「危険なこともないですし、くつろいでいるのでしたらとくに問題ないと思います」 ペレくんは退屈してテーブルにあごをのせたのではなく、テレビに集中したらあごがのってしまったのかもしれませんね。 写真提供・取材協力/@pelepeledogさん/X(旧Twitter) (監修:いぬのきもち獣医師相談室 獣医師・岡本りさ先生) 取材・文/小崎華 ※この記事は投稿者さまに取材し、了承の上制作したものです。2024年11月時点の情報であり、現在と異なる場合があります。
いぬのきもちWeb編集室