不登校の娘を救った先生の一言「学校にこなくていいよ」【親子の体験日記2③】
不登校で五月雨登校を続けるヒミさん。そんなヒミさんに、先生は「もう学校にこなくていいよ」と意外な言葉をかけます。その一言で、踏ん切りがついたヒミさんは…… 【漫画】「学校行くのやめよう!」不登校児の親が決心した理由 漫画家のおがたちえさんが、不登校サバイバー親子を取材。臨床心理士の橋本紋加さんによる解説とともに、体験談を連載漫画でお届けします。
不登校生活を続けるヒミさんは、家でお菓子作りをするように。そんなある日、ヒミさんは担任の先生から「もう学校にこなくていいよ」と言われます。
先生の言葉に救われたヒミさん。大好きな先生のために、ヒミさんが挑戦したのは……
かめママさんのコメント
環境が変わり、子どもが誰と繋がって育てられるかがいかに大事かに気付かされました。 ヒミを誰かと比べることなく、ヒミ自身の良さを見てくださっていた先生には感謝しかありません。 「みんなと同じようにできない自分」から脱皮していくきっかけになりました。
ヒミさんのコメント
先生に言われたことで踏ん切りがつきました。「学校には行かなくてもいいよ」という言葉はよく耳にはするけれど、誰に言われるかで届き方が違うと思います。 それと、先生の「カヌレ」の一言でここまで状況が変わるとは思いませんでした。
臨床心理士・橋本紋加先生のコメント
学校の先生に「学校にこなくていいよ」と言ってもらえたのはヒミさんにとってびっくりする体験だったでしょう。とても良い経験でした。 学校で学べることはたくさんありますが、学校以外でも熱中できる何かを見つけることはできます。ヒミさんにとってお菓子作りは学校と家庭がほとんどだった自分の世界をどんどん広げてくれるものになったのではないでしょうか。
おがたちえ(漫画家),橋本紋加(臨床心理士・公認心理師)