田村憲久氏

　自民党の田村憲久政調会長代行が23日、フジテレビ「日曜報道　THE　PRIME」（日曜前7・30）に出演。9月の自民党総裁選について言及した。 【写真】2018年、自民党総裁選の出陣式でカツカレーを食べる石破元幹事長 　番組では、FNNによる「次の首相にふさわしい人」の世論調査で、石破茂元幹事長が16・4％、次いで小泉進次郎元環境相が14・6％、河野太郎デジタル相が8・4％、高市早苗経済安全保障担当相が6・3％、菅義偉前首相が5・8％、上川陽子外相が5・6％、岸田文雄首相が4・3％、立憲民主党の泉健太代表が1・3％、野田聖子元少子化相が0・9％、自民・茂木敏充幹事長が0・4％だったと伝えた。 　かつて石破派に所属していた田村氏は、石破氏について「勉強会に久しぶりに参加しました。もともと派閥といいますか水月会というグループがあったんですが、それを解消する時に勉強会をつくろうということで勉強会をつくったわけですよね。私もちょっとバタバタしていて出られなかったんで、顔を出させていただいたんですが、やっぱり政策が好きな方ですから、相変わらず政策の議論を、講師を自民党の議員にさせて、みんなで喧々諤々（けんけんがくがく）いろんな話をしておったんです」と説明。 　そして、「国民的には非常に人気がある方だと思いますし、ある意味、自民党的な方なんですけれども、国民の皆さんからは自民党の今の体質から1番遠い方というようなイメージがあるので、そういう意味では支持が高いんだと思います」と世論調査の結果を分析。そのうえで、「ただ政治というのは、国民の世論だけでは、なかなか総理総裁になれないというのは、われわれ本当に実感しています。自分たちでやってきましたから。だから、石破さんがこれから本当に総裁候補になり得るとすれば、自民党の国会議員の支持をどう集めていくかっていうことになるんだと思います」と自身の考えを述べた。